太陽系の惑星には元メンバーがいた?
写真AC
私たちの住んでいる地球は、様々な惑星が太陽を中心に回っている太陽系という環境にあります。
そこには太陽から近い順に水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星といった惑星が存在しています。
しかし実は過去にもうひとつの巨大な惑星が存在していたかもしれないという可能性が、カナダの研究者によって指摘されています。
木星が原因で太陽系の外へ
現在は失われているその星は、巨大な氷の惑星として知られる木星や土星よりもさらに大きな氷の惑星であると見られています。
そして、その惑星を太陽系の外へはじき出した張本人は木星だというのです。
では自分よりも大きな星をどうやって木星は追い出したのでしょうか。
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その答えについて科学者たちは、木星が太陽へ近づいたことによって他の惑星の軌道に影響を与えたからではないかと考えています。
その可能性をコンピューターモデルで再現したところ、実際に42%の確率で起きうることが判明しています。
実際にはまだ、木星がその巨大な氷の惑星を追い出したという確実な証拠はありません。
しかし、今も宇宙のどこかにその惑星がただよっているとしたら、そこには太陽系形成に関する貴重な手がかりが眠っているかもしれませんね!
出典:Our Solar System might have had another planet, but Jupiter kicked it out
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