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絶滅の危機にある西オーストラリアの「クアッカワラビー」とは?

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カンガルー科クアッカワラビー属に分類される有袋類。

体長は40~55cm、体重は2.7~4.2kg

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通常、25~150頭の群れを作り、主に湿原で生活しています。

生息地はオーストラリア南西部のロットネスト島やボールド島。

(クアッカワラビーが初めて船乗りたちに発見されたときにネズミと間違えられ、
「ネズミの巣」を意味するロットネス”Rottenest”島と名付けられました。)

オーストラリア

【絶滅危惧種】

以前はオーストラリア南西部広域に分布していましたが、開発に因る湿原の減少や、人間が持ち込んだキツネや猫に捕食が原因で、生息数が激減しています。

保護活動は行われていますが、数の回復には至っていません。

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湿原では植物を踏み固めてトンネル状の通路を作って移動します。
食べ物は草、木の芽、葉など。
1回に1頭の子を産み、生まれた子は母親の袋(育児嚢)の中で約190日間生活した後、さらに2か月後に乳離れをします。

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【ところで…カンガルーとワラビーのちがいって何?】

実ははっきりとした区別はなく、カンガルーの仲間のうち、
小型の種類がワラビーと呼ばれています。
ノウサギくらいの大きさで、耳は小さくて丸いですが、
おなかの袋で子どもを育て、後ろ脚でぴょんぴょん飛とびはねる姿は カンガルーそのものです。

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残念なことに、クアッカワラビーは日本の動物園では飼育されていないようです。
当然ですが絶滅危惧種なので、ペットにすることも出来ません。

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写真に写りこむのも大好き!

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なので、この愛らしいクアッカワラビーに会いたくなったら、オーストラリアまでひとっ飛びしちゃいましょう!

http://youtu.be/wFgBsFmko90

画像:www.sadanduseless.com

執筆:ポンズ2世

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