なぜ、「ACT BEYOND BORDERS(国境を越えていけ)」なのかというと群馬県には、多くの「国境」があるから。現在、群馬県内に暮らす外国人の数は、およそ5万人。109ヵ国もの人が住んでいるんです。
そんな、外国人と日本人との間にある「壁(国境)」を無くし、全ての人が暮らしやすく、そして活躍できる県にしようというのがこのプロジェクトの目的。
「ACT BEYOND BORDERS. 鶴舞う者たちプロジェクト」とは
「ACT BEYOND BORDERS. 鶴舞う者たちプロジェクト」は、「群馬県民の日」である10 月28 日(土)より発足しました。
その日、こんな紙面が掲載された上毛新聞が購読者宅に配達されたのです。
各国の国旗と点線がプリントアウトされた紙面。点線にそって折っていくと日本人にとってなじみ深いものが完成します。
そう、折り鶴です。
群馬県の形が鶴に似ていること。そして群馬県で暮らす日本人も外国人も関係なく「鶴舞う者たち」と表現しているのです。
この折り鶴はただ折って終わりではありません。完成した折り鶴を郵送、もしくは「#鶴舞う者たち」のハッシュタグをつけてSNSに投稿すると一羽(一投稿)につき130円が、公益財団法人日本ユニセフ教会に寄付されるようになっているんです。
上毛新聞の特別な紙で鶴を折って投稿すると、1羽につき130円の寄付になるそうです٩( 'ω' )و
群馬県民の方は良かったら折ってね#鶴舞う者たち pic.twitter.com/ARuWHYAdZP— A.Lapin らぱん (@genesisof1997) October 28, 2017
できた!
#鶴舞う者たち pic.twitter.com/OVxt6TOCaH— 名前はまだない (@Y4LoqrHY59P6whg) October 28, 2017
#鶴舞う者たち pic.twitter.com/ZOm6H3SB2W
— wabi (@nipponape358) October 28, 2017
なんと合計506羽もの折り鶴が寄せられたそうです!
言葉の壁なんて気にしない!外国人と日本人の子どもがオリジナルダンスを作るイベント
さらに「世界平和記念日」の11月11日(土)には、太田市美術館・図書館で上毛新聞創刊130周年記念事業 『鶴舞う者たちプロジェクト 舞フレンドat太田』が開催されました。
このダンスイベントは、言葉に頼らないコミュニケーションを図りながら、外国人と日本人の子どもたちが一つになってオリジナルダンスを創り上げるというもの。
外国人の子ども41人と日本人の子ども39人が参加しました。
こちらは、二人一組になって「友情」をテーマにしたダンスをつくっているところ。
音と動きで表現をするダンスに、言葉の壁なんてありません。
子どもたちは、ダンスという架け橋のもと、終始笑顔でイベントを楽しみました。
言語、文化、宗教の壁を越えて、子どもたちが創ったダンス。そして群馬県民の日に配達された折り鶴が下記動画にまとめられています。是非ご覧ください。
街や地元企業が積極的に行う、「ACT BEYOND BORDERS. 鶴舞う者たちプロジェクト」。とっても素敵な取り組みですね。
そして、このプロジェクトを通して日本人と外国人が分け隔てなく暮らせる社会が、早く実現することを願います。
提供:上毛新聞社
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プロジェクトはいいと思うんだけど、
群馬を鶴に似てるって言った人誰!?www
こういう折り鶴の使い方?ってのもあるんだね。鶴=千羽鶴ってイメージだったし。