中国の寧夏回族自治区(ねいかかいぞくじちく)というところで教鞭をとっている地理教師のワン・ボーミン先生が中国国内で話題になっています。
なんと彼は授業が始まると、記憶だけを頼りに4分という短い時間で正確な世界地図を黒板いっぱいに描き、それを使って授業をしているというのです。
ワン先生が地理教師になったころに、この方法を編み出したそう。
彼は元々美術を専攻していたため、この技術を何かに活かせないかと考えた際、この授業スタイルを確立したとのことです。
▼ワン先生は世界地図を描きながら世界各国の話をするスタイルで授業を展開しています
このように黒板に世界地図を描き始めます。
出典:dailymail.co.uk
地図を描いている間も、その世界各国の話をしながら授業を進めます。
出典:dailymail.co.uk
描き終えたら、その世界地図を使って授業をします。この間4分ほどしかかかりませんでした。
出典:dailymail.co.uk
生徒たちはワン先生の授業に対して
「地理ってもっとつまらないものだと思っていたけど、ワン先生の世界地図は授業をいつも生き生きとしたものにしてくれています。」
「ワン先生の授業はまるで世界旅行をしているみたいな感じなんです。地理がどんなに楽しいかを僕達に見せてくれてるんですよ。」
とコメントを送り、絶賛していました。
▼今もなお、授業をより良いものにするためにさらに正確な世界地図を作る研究を重ねています。
https://www.youtube.com/watch?v=R13Vi_dQeCw#t=10
出典:youtube.com
しかし、まだワン先生は自分の世界地図の出来には満足していません。
「私はまだ地球儀と自分の描いた地図とを比較しながら毎日練習をしています。なので、もっと正確な世界地図を作ることが出来ると自負しています。」
と語り、毎日授業が終わると職員室で世界地図を描く練習をしているそうです。
ワン先生はこれからも、教室にいながら生徒たちを世界旅行に連れて行ってあげることでしょう。
参照元:dailymail.co.uk
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