好奇心が旺盛なのと同時に、注意力が散漫になってしまいがちなのが子供。彼らに生活のルールや決まりを教えることは、一朝一夕でできることではないですよね。
インスタグラムで活躍されるえみさんは先日「失敗を指摘されることを選択する」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
外から帰宅した際に「靴を揃える」という行為をどうしても忘れてしまいがちだという、小学2年生の長女ちゃん。先日家族会議を開き「どうすれば靴を揃えられるようになるのか」を話し合ったのだとか。
家族会議で話し合う。提供:えみさん
靴を揃えることは、自分にとってとっても難しいことであると語る長女ちゃん。「何かいい方法はないかな?」という質問に対して、素晴らしい解決策を提示します。
えみさん「なんか方法はないかな?」 提供:えみさん
長女ちゃんの行動改善の軌跡についてを綴ったこの漫画。当時の心境や、フォロワーさんの反応について投稿者のえみ(@emi_jiken24)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?
えみさん:5年ほど前から、子どもの成長を記録していきたいなと思い、ブログの方で漫画を描き始めました。その後、インスタでも漫画を紹介するようになりました。子どもと一緒に生活していると、面白いことや成長を感じることがたくさんあるのですが、写真や動画でそのようなエピソードを記録するのは、ちょっと難しい時もあるんですよね。そんな時、漫画だったらエピソードとして残しやすいなと思ったのがキッカケです。
――「靴が外ってなかったら都度注意してほしい」という提案を聞いたとき、どういった気持ちになりましたか?
えみさん:自分のことをよく分かっているなと思いました。「自分で気をつけるには限界がある」ということを自覚して、人の手を借りるのは良い発想だなと思いました。また、自分だけで解決できないとき、素直に人を頼ることができるというのも、みいちゃんの良いところだなと思いました。
――自分から解決策を提案してみせた娘ちゃん。普段からこのような客観的な視点を持っているのでしょうか?
えみさん:そうですね、普段から自分の得意なことや苦手なことはわりと自覚していると思います。自分のことを客観的に認識できると、良いことがたくさんあるんですよね。たとえばみいちゃんは、宿題など嫌なことを後回しにしがちで、それによってたくさん失敗もしてきました。しかしそういう自分なんだと自覚してからは、宿題を時間内に終わらせるための対策も立てられるようになってきたと思います。
――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
えみさん:「自分で言い出したことじゃなかったら、注意されたら『うるさいな』『今やろうと思っていたのに』と思うけど、自分で言い出したことだったら『教えてくれてありがとう』ってなりますね」「できないことを受け止める!目からウロコでした。自分のことを理解していて本当にすごい」といった声がありました。
自分の苦手なことを自覚し、他の人の手を借りることで行動の改善を図った長女ちゃん。仕組みで物事を解決しようというスマートな考えに、心から感心してしまう投稿でした。
作品提供・取材協力:えみ
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