きっと、歴史上の偉人や、尊敬する先輩、恩師の言葉など様々な言葉を教訓として掲げていると思います。
出典:thechangeblog.com
そんな中、作家やライフコーチとして活動しているヒラリー・ネイマンさんは、実の父であるハービー・ネイマンさんのある教えを大事にしているそうです。
その教えとは、病床にいた父が最期を迎えるまで娘に伝え続けた『毎日を充実させる5つの教え』です。
Lesson #1:明日はないかもしれないが、今日はある
ハービーさんは「仕事」、「友達」、「家族」すべてに対して優先順位を付けない性格だったそうです。
「明日は何が起こるか誰にも分からない。でも、今を生きていることは間違いないんだ。だからこそ、今自分の目の前の人に100%で接さなければいけない」
―他のことに気を取られずに、「目の前にある仕事」や「今同じ時を過ごしてくれている人」に対して、全力で接することが大切なのです―
Lesson #2:すべてをこなすことはできないかもしれないが、挑戦することはできる
ハービーさんは、自分に出来ると思ったことは何にでも挑戦していたそう。
テニス・ゴルフ・マラソンはかなりの腕前で、世界的な放射線技師でありながら優秀なビジネスマンでもあったそう。
その性格は、膀胱(ぼうこう)がんを患い、歩くこともままならない状態となっても変わりませんでした。
今の自分には何が出来るかを考えて、杖から電気スクーターまで手当たり次第に試し、がん患者とは思えないほど多くの外出を行っていたそうです。
―今自分にできることは、できなくても挑戦する姿勢が大事ということなのです―
Lesson #3:自分に素直になりなさい
ヒラリーさんの父は感情に素直な人だったそう。
彼は嬉しい時は思いっきり相手をハグしたりと、感情を爆発させていました。
また落ち込んでいる時は、隠さずに落ち込んでいることを素直に口に出していました。そうすることで、周りの人からの愛情を感じることができたのだそうです。
―喜怒哀楽を思いっきり表現しましょう。それこそが、本当のあなたなのです―
Lesson #4:思い切りやりなさい
ヒラリーさんは、いつも小さな問題に惑わされて生きてきました。人の目を気にしたり、心の傷などに甘えていました。
しかし、そんなヒラリーさんにハービーさんは言います。
「本当に問題なのは『生と死』なんだよ。交通渋滞や芸能ゴシップ、思い違いなんて瑣末な問題だ。そう考えたら、楽じゃないか」
―私達は時間以上に価値があるものを持っていません。小さな問題に気を取られず、ありのままに進みましょう―
Lesson #5:遅すぎることなんて、何もない
ある夜、ハービーさんは大好きなチョコレート・ミルクセーキが飲みたいと突然言い出しました。
もう22時を過ぎており、病床にいる父がミルクセーキを飲んだら消化不良を起こしてしまうかもしれません。
そこで、諦めさせるために「もう遅いから」とヒラリーさんが言うと、ハービーさんは一言。
「ミルクセーキを飲むのに、遅すぎるなんてことはないよ」
2人はミルクセーキを買いに出かけ、とても楽しい一晩を過ごしたそうです。
そしてこれが、ヒラリーさんが父と過ごした最後の思い出となりました。
―父が最期にミルクセーキを飲んだように、やりたいことを始めるのに「遅すぎることはない」のです。また、逆を言えば「今すぐに行動しなければ、大事なチャンスを逃してしまう」かもしれません―
最後に、ヒラリーさんは言います。
「父は、自分の人生は長くないことを知っていたのだと思います。そして、残された時間の中で私に「人生の教訓」を残してくれることを選んでくれたのです」
「これからも、この『父が遺してくれた5つの教訓』と共に生きていきたいと思います。父が最期に遺してくれた『ミルクセーキ(好きなこと)を持ちなさい。遅すぎることなんて決してないんだから』っていう言葉も、一生ね」
参照:1.thechangeblog.com
2.ヒラリー氏のホームページ:hilaryneimannetwork.com
3.ヒラリー氏の父ハービーさんの遺した音楽寄金サイト:hlneiman.org
※この記事はヒラリー・ネイマン氏ご本人から許可を得て作成しました。
また、興味のある方は今月完成予定のヒラリー氏の新しいホームページ『www.judicialzen.com』へ足を運んでみてください。(未完成のため、まだアクセスはできないようです)
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