砂糖とステビアの葉から抽出された植物由来の甘味料を使用した、
カロリーオフの「コカ・コーラ ライフ」が3月9日より発売されます。
自然派で健康思考の大人に向け、「人生(ライフ)をもっと味わおう」というメッセージを込めた商品となっています。
今回は、コカ・コーラ好きなら知っておきたいコカ・コーラのトリビアを紹介します。
1.コカ・コーラのレシピを知っているのは数人
コカ・コーラのレシピは、世界で数人しか知らないと言われています。一説には最高幹部の2人しかレシピを知らず、この2人は同時に事故に巻き込まれないように、同じ飛行機に乗らないなどのルールがあると言われています。
2.コカ・コーラは特許を取得していない
コカ・コーラ社が特許を取得していない理由は、特許を取ると、材料や配合、製法を掲載したレシピが公開され、一定期間経過後、同業他社に真似されるからです。
3.コカ・コーラを作っているのはアメリカアトランタ州だけ
レシピが最高機密であるコカ・コーラを作っているのはアメリカアトランタ州だけです。ここで原液を製造し、世界中に輸出し、世界各地で希釈して製品化しています。日本でも現在、12社の日本コカ・コーラのボトラーがこの原液を購入し、コカ・コーラを製造、販売しています。
4.コカ・コーラのレシピが流出したことがある?
1979年2月8日、コカ・コーラ社のあるアトランタの地元紙が、ペンバートン博士が書いたレシピとされる写真を掲載していたことを、2011年2月にラジオ番組が発見し、公表しました。そこには、極秘とされるコカ・コーラの香料「7x」の調合割合が載っていました。コカ・コーラ社はこのレシピの真実性を否定しています。
5.コカ・コーラは一度味を変えたことがある
1970年代に、ペプシコーラが一大プロモーションを行い人気になりました。1980年代には当時人気絶頂だったマイケル・ジャクソンをコマーシャルに起用。そこでコカ・コーラは味を一新し、「ニュー・コーク」という名でプロモーションを行いました。しかし、消費者からは抗議が殺到。1日1000本以上のクレーム電話と、合計4万通の抗議の手紙が届きました。わずか3カ月で元の味のコカ・コーラを「コカ・コーラ・クラシック」として再発売。新しいコカ・コーラは亡き者とされました。
ニューコーク
ja.wikipedia.org
6.コカ・コーラの「コカ」はコカインのこと
1886年5月、薬剤師のジョン・S・ペンバートン博士が、コカ・コーラを発明しました。原材料はコカインを含むコカの葉と、コーラの実を使用。元々は「頭痛や神経痛の薬」として、作り出されました。もちろん、現在はコカインは入っていません。発売当時コカ・コーラは1杯5セントで、1日あたりの売上はわずか9杯。現在は、世界中で1日に約19億杯のコカ・コーラ社製品が飲まれています。
ジョン・S・ペンバートン博士
7.コカ・コーラの独特の形の瓶は類似品対策
1915年に開発されたこの独特な形の瓶は、「暗闇で触ってもコカ・コーラのボトルとわかるようにするため」と、「当時出回ったコカ・コーラの偽物の類似品対策」として作られました。ちなみに、女性のボディーラインを参考にしたというのは都市伝説で、実際にはカカオ豆の挿絵から着想を得て、デザインされています。
8.赤と白の衣装を着たサンタクロースを広めたのはコカ・コーラ
かつてはサンタクロースのイメージは、国や地域でバラバラでした。1931年にコカ・コーラ社がクリスマスキャンペーンのため、イメージカラーである赤と白の衣装を着たサンタクロースを採用し、全世界に現在のイメージが定着しました。
9.ファンタはコカ・コーラ不足から生まれた
ファンタは1940年、ドイツで誕生しました。当時からコカ・コーラはドイツで大人気でしたが、戦時中は必要な原材料を得るのが難しくなりました。そこで、簡単に調達出来る原材料を利用し、新たに開発したのがファンタです。
10.コカ・コーラならぬ「コガ・コーラ」が存在する
福岡県南部で1960年代に販売していた古賀飲料のコーラ飲料。地元商工会が2010年に復刻し、「長田鉱泉場ふれあい館」で販売すると、週末には50本も売れる人気商品になっています。
念願のコガコーラ!! これもはウマイ♪ pic.twitter.com/PkxmEqxITx
— marimari (@marimari0825) 2014, 9月 13
参照:コカ・コーラ - Wikipedia、ザ コカ・コーラ カンパニー - Wikipedia、知る・学ぶ: 日本コカ・コーラ株式会社、年表から見るコカ・コーラの歴史: 日本コカ・コーラ株式会社 Coca-Cola Journey、コーラ四季報 コーラの歴史 第8回、元気列島プロジェクトTwitter
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