意外な着眼点で大人をアッと驚かせる子どもたち。好奇心旺盛な彼らの洞察力って侮れませんよね。
インスタグラムで活躍されるいずのすずみさんは先日「夏の思い出」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
今夏、きゅうりの成長を観察していた6歳の娘ちゃんと4歳の息子くん。真剣な眼差しでその姿をじっと見つめていました。
きゅうりを観察する娘ちゃんと息子くん。提供:いずのすずみさん
すると娘ちゃんが「きゅうりとスイカって仲間?」といずのすずみさんに問いかけました。娘ちゃんの言う通り、きゅうりとスイカは同じウリ科。どうしてそう思ったのか尋ねてみると…?
娘ちゃん「きゅうりとスイカって仲間?」。提供:いずのすずみさん
娘ちゃんの鋭い考察に衝撃を受けたエピソードを綴ったこちらの漫画。投稿の経緯やインスタグラムでの活動について、投稿者のいずのすずみ(@izuno_suzumi)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムで投稿を始められましたか?
いずのすずみさん:夫の転勤に帯同しながらの育児で、一時保育の年齢制限や、その他色々な理由があって子どもを預けられず、休む間も寝る間もない育児にノイローゼになっていた時に漫画を描いて投稿を始めました。
大変な子育てのなかにたしかに楽しくて愛おしい思い出もあるのに、「大変」が前に出てきすぎていい思い出が消えていきそうだったので、楽しくて沢山笑った思い出を中心に描いています。
――今回の作品はどのような思いで描かれたのでしょうか?
いずのすずみさん:普段の生活で、子どもたちから「これってどうなってるの?なんの種類?」という質問にはなるべく全て答えるようにしています。 すぐに答えられない時にも、質問内容をメモしていて、せっかく見つけた疑問を一緒に掘り下げていくのが一緒に過ごす時間の楽しみです。
漫画は、何歳頃どんな発見をしたか、というメモの要素も含んでいるので、今回の子どもの発言も、本当に素晴らしい発見だと思ったので絶対に残したい!という思いで描きました。 数カ月や数年経ってから子どもたちと漫画を見返して、調べたことからさらに発見はあったか、また聞くのが面白いかなーと考えています。
――娘ちゃんの発言を聞いた当時の心境を教えてください。
いずのすずみさん:私も旦那も大学で生き物や自然を研究する理系専攻で、植物の仕組みや生き物の発見にとても興味を持っていたので、同じように動植物に興味を持ってくれたのは本当に嬉しかったです!
――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をなさる予定ですか?
いずのすずみさん:本業の仕事とバランスを取りながら、今まで通り生活を圧迫しない程度にゆる〜く子供たちとの思い出を残していきたいです。
花や茎に共通点を見出してきゅうりとスイカが仲間であることを見抜いた娘ちゃんの観察眼、素晴らしいですね…! 素敵な夏の思い出にほっこりなエピソードでした😊
作品提供・取材協力:いずのすずみ
ブログ:鈴ログ!
スポンサーリンク
スポンサーリンク