先月発表された研究結果によると、なんと赤ちゃんの脳の神経系の発達に「大きなお尻と太もも」は欠かせないのだそうです。
2015年1月18日にアメリカにあるピッツバーグ大学の疫学者であるウィル・ラセック(Will Lassek)教授は、The Sunday Timesで取り上げられた論文内で「お尻が大きく、太ももが太い女性から生まれる子どもは、賢くなる傾向がある」と発表しました。
この研究結果の発表内容によると、
・「お尻や太ももは、赤ちゃんの脳形成のための貯蔵庫としての役割を担っている」
・「これら(お尻や太もも)に蓄えられている脂肪分が、神経系の発達に不可欠なDHA(ドコサヘキサエン酸)という栄養素を豊富に含んでいるために、子どもの脳の発達を促進する」
・「女性は生まれつき体脂肪率が高く、『洋ナシ型』の体型になりやすいこと、また妊娠中はさらにふっくらしてくることなどは、自分の健康な子どもを出産するために進化してきた結果である」
などのことが、今までの研究結果から明らかになったそうです。
また、News.com.auによると、ケンブリッジ大学の生物学者であるデイヴィッド・ベインブリッジ(David Bainbridge)教授もまた、自著『Curvology: The Origins and Power of Female Body Shape』にて
・「大きな太ももをしている女性は、母乳に含まれる、脳を形成する脂質の量が多い」
・「子どもたちだけでなく女性も健康的で賢くなる傾向がある」
という研究結果を発表しました。
さらにこれらの研究結果から、今まで詳細が分からなかった「男性に比べて女性の方がダイエットが難しい」ということ、また「いくらダイエットに励んでもお尻と太ももの脂肪は他の部位に比べて落ちにくい」という理由が明らかになりました。
お尻や太もものダイエットがなかなかうまく行かないというのは、これから生まれてくる子どもたちを最適な形で迎えるために必要なことだったのですね。
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