特に苦労するのが、些細なことでも手を抜くことが出来ない頑張り屋さんな人。
責任感が強いと言ってしまえばよく聞こえますが、1から10まで全てを理解して、完璧にこなすのは簡単なことではありません。今回ご紹介する漫画は、そんな「なんとなく」で済ませられない人に読んでもらいたい作品。別冊少年マガジンで『アポロにさよなら Let’s go home!』を連載していた道雪 葵さんが、ご自身の幼少期の体験を元に描きました。
小1の時に1+1がどうして2になるのかわからなくて、強迫神経症になった話の漫画です。ギャグみたいだけど当時はほんっとにつらかった。
この時、私に自信と「忘れてもいい」「間違ってもいい」を教えてくれた先生には今でも助けられてるなあと、ふと思い出して描きました。#漫画 #強迫神経症 pic.twitter.com/kVf67vgpdY
— 道雪 葵 (@michiyukiaporo) 2017年3月15日
確かに、なぜ1と1を足すと2になるのか。突き詰めて考えるとうまく説明するのって難しい・・・。多くの人は「なんとなく」で済ませてしまうかもしれませんが、それが出来ない人は混乱しても仕方ありません。
そんな葵さんを救ってくれたのは学校の先生ではなく、精神科の先生。精神科というとネガティブなイメージをしてしまう人が結構いるかもしれませんが、葵さんは間違いなくその先生の言葉に救われています。
心に余裕が無くなったり、精神的に不安定になったときには、自分で解決しようとするばかりでなく、一歩勇気を出して病院に行ってみるのが、最良の選択肢になるかもしれません。
ちなみに、こちらは後日談を描いた漫画。葵さんが漫画家を目指すきっかけも描かれています。
母は激情家だけど、根は優しい人です。アポロにさよならの第一話は「世界で一番憎くて愛しい母が姿形を変えて逢いに来たら」という想いを描いています。作中に出てくる兄妹の叫びは私の声でもあります。ここで第一話読めるので是非→https://t.co/uCQPUADDlF pic.twitter.com/8wlmKBv5hD
— 道雪 葵 (@michiyukiaporo) 2017年3月16日
人間、何がきっかけで人生が決まるかなんてわかりませんね。
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