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悪徳ブリーダー撲滅!ペットショップで保護された犬猫しか販売出来ない法律が始まった

今年の7月アメリカのアリゾナ州フェニックス市で、ペットショップの歴史を変える法律が制定されました。その法律は、「ペットショップで販売されるすべての犬猫を、保護された動物に限定する」というもの!

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PIXTA

世界中で問題になっている、営利目的で犬を繁殖させるブリーダー、通称「パピーミル(子犬工場)」。彼らは劣悪な環境で犬猫を繁殖し、病気になっていないもののみを卸し、動物たちを「モノ」のように扱うと問題になっています。この法律は、そういった「パピーミル」を撲滅させ、お金のために無理やり繁殖させられる犬猫を減らす目的があります。また保護された動物に里親が見つかりやすくなるので、保護施設がいっぱいで殺処分しなければならないということも減ります。

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フェニックス市ではこれまで、年間約2万3千頭の犬がペットショップで売られてきました。これがすべて保護施設の犬に代われば、保護された犬の多くに里親が見つかると期待されています。

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アメリカでも同様の条例を持つ都市が60ある他、ヨーロッパでもペットショップでの犬猫の売買を禁じる国が増えてきています。そんな中、日本では犬だけで年間約3万匹が、里親を見つけられずに殺処分されているのが実情で、また「パピーミル」を規制する法律はありません。人間の身勝手で奪われる命が少しでも減ることを願います。

 

コメントする3

  1. あき

    激しく同意します!

  2. ワンコ

    日本も始めるべきです。絶対に許されない!見て見ぬ振りは、もう終わりにしなくてはいけないと思います。

  3. 青春真っ盛りのじじい

    実態の写真など流れていて見た時に涙が出ました。繁殖犬や猫の健康は二の次で狭い檻の中で出産を強要する状況があり、今でもそのような環境で生きている動物がいると思うと心が苦しいです。私には何ができるのか、考えます。

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