突然ですが、あなたは毎日どれくらい歩いていますか?
「通勤・通学の際に家から最寄り駅までくらいなら…」
「普段は、交通機関を利用しがちだな」
「そもそも、どれくらい歩くかなんて意識してないよ」
など、様々な意見が出てくるでしょう。
実はこの「歩く」という行為、ある重要なことと密接な関係があるとの調査結果が出たそうです。
その重要なこととは、なんと「年収」です。
年収が高い人ほどよく歩く?!驚きの調査結果が発表された
健康支援サービスの企画・開発・提供を行うドコモ・ヘルスケアが、20代以上の男女231名のサービス利用者を対象に日々の行動に隠された共通点に関する調査を行いました。
数ある調査結果の中で、1日の歩数差が「年収が1000万円を超える利用者」と「年収が400万円未満の利用者」とでは、なんと1,753歩もあるという結果が出たのです。
d-healthcare.co.jp
※ちなみに「年収の高い人は就業時間が長いから、歩数が多いのでは?」という疑問が浮かび上がりそうですが、睡眠時間は年収の違いによる傾向の変化は見られないとのことです。
調査結果を裏付ける「歩く成功者たち」
本当にお金持ちの人たちはよく歩くのでしょうか?世界的な成功者たちを例に取って見てみましょう。
1人目:アップル共同設立者スティーブ・ジョブズ氏
bluetail.in
まず始めに、Appleの共同設立者の1人で、世界も認める成功者スティーブ・ジョブズ氏。
なんと彼は、ミーティングも「ウォーキング会議」を採用するほどの大のウォーキング好き。彼は何か重要な話をする時や考えをまとめる際には、あちこちをよく散歩していたというエピソードも残っています。
また、それに倣ってFacebookの創始者マーク・ザッカーバーグ氏も「ウォーキング会議」を社内で取り入れているそう。
2人目:BufferのCEOジョエル・ガスコイン氏
facebook.com/joelg
TwitterやFacebookへの投稿をタイムシフトで最適化するサービスを提供する今話題のスタートアップ企業「Buffer」。
その会社のCEOを務めるジョエル・ガスコイン氏は寝る前に必ずウォーキングをするようにしているそうです。
本人曰く、歩くことで「仕事状態」となっている脳が「疲労状態」に切り替わり、精神的に非常にリラックスした状態で床に就く事ができるのだそう。
3人目:99歳の現役実業家ババ氏
99歳ユダヤのスーパー実業家であるババ(おじいちゃん)と孫のアダム。孫を心配するおじいちゃんというのは、どの国でも一緒なのだなーと実感。http://t.co/YvzJNhf7Sg pic.twitter.com/1RvVywCYpx
— 矢吹紘子(Hiroko Yabuki) (@london_ai) 2014, 8月 20
『99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣』という本で、日本でも話題となった99歳実業家のババ氏。
その本の中で、孫のアダム氏に贈ったアドバイスの1つが「煮詰まったら、2キロ歩け!」でした。
ババ氏は言います。
「わしはとにかく毎日歩いていた。歩く時間というのは、雑然と持っていたアイデアや問題、タスクなんかを整理する貴重な時間だったんだ。
頭の中に大きな棚があって、その中にいろんなフォルダを整理しながらしまっていくような感じといえばわかりやすいかな。
もし何かに煮詰まったら、とりあえず家の近所を2キロくらい歩いてみなさい。
頭がリフレッシュされて、帰った後の仕事のはかどり方が違うはずだよ。」
(引用:『99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣』〈マガジンハウス〉矢吹 紘子 著)
歩くことで成功する3つの理由
ではなぜ、「歩く」というシンプルな行動がここまでお金持ちの成功者を排出しているのでしょうか。
1つ目:「健康面の管理」
まず、ウォーキングをすることによって得られる健康上の利点があります。
- 血行促進・脂肪燃焼効果
- 生活習慣病の予防・改善
- 筋力・骨の強度の維持
- 太陽光によるビタミンDの補給
- 脳への適度な刺激によって脳を活性化
「歩く」という簡単な行為ですが、そこから得られる効果はこんなにもあります。
お金持ちの成功者たちは、まず自身の健康面をウォーキングで管理しているのでしょう。
2つ目:「脳の老化防止」
アメリカのイリノイ大学心理学教授アーサー・クレイマー博士は、ウォーキングは前頭葉を活発化させるとホームページで発表しました。
また、アメリカのアルツハイマー病協会が提唱する「脳を守る10カ条」でも、30分以上のウォーキングが効果的であるとの見解が示されています。
脳科学者の間では「歩くことは最良の薬である」とも言われており、脳の老化を防ぐシンプルな方法として推奨されているのだそう。
成功している人たちは、その優位性に気づいており、それを実践しているのかもしれません。
3つ目:「創造力の向上」
スタンフォード大学に在籍するマリリー・オペッツォ博士とダニエル・シュヴァルツ教授はスタンフォードニュース内で「ウォーキングをすることで創造力が鍛えられる」との見解を示しました。学内での実験によって、ウォーキングをした学生は、しなかった学生より「創造的思考に関するテスト」のポイントが高いという結果が出たそう。
スティーブ・ジョブズ氏などの類まれなるアイデアマン達は、独創的なアイデアを生み出すためにウォーキングが最適であると知っていたのです。
「歩く」という行為が「年収」という一見関係ないものに繋がってくる理由は、上記のような根拠があったのです。
紹介した3人以外にも、数々の成功者が「歩く」という行為の重要性を理解し、毎日実践しています。
もし、あなたがこの「歩く」というシンプルな行為に魅力を感じたなら、ぜひ今日から始めてみて下さい。
きっと、あなたの人生は変わり始めるでしょう。
※「年収と歩数の関係」を調査したドコモ・ヘルスケアは、様々な調査データをまとめたキャンペーンサイト『みんなの「からだデータ」白書』を本日開設しました。
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気になる方は、サイトを訪れてみてはいかがでしょうか。
・『みんなの「からだデータ」白書』キャンペーンページ:d-healthcare.co.jp/hakusyo
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