そんな、ロボットがついに街のラーメン店にまで導入されたとの噂を聞ききつけ、問題のラーメン店に行ってきました。
ロボットが働くラーメン店があるらしい
問題のラーメン店があるというのは、都営大江戸線大門駅の近く。歩くこと数分、路地を曲がったところにそれはありました。
それがこちらの「鶏ポタ ラーメン THANK」。一見するとオシャレでこじんまりとしたラーメン店。
でも、店内に一歩入ると・・・「あ!いた!!」
このロボットは今年から導入されたものだそうで、マイクロソフトのAzureというシステムを活用したSOTAという顔認識システムを持つロボット。来店したお客の顔を認証して、おすすめのラーメンを教えてくれたり、リピーターにはトッピング無料券までプレゼントしてくれるというんです!
ロボットの接客を体験
早速ロボットに接客をしてもらいました。
接客してもらうためには、まずアプリで事前登録しておく必要があります。登録方法はとても簡単で、自分のニックネームと顔写真を登録するだけ。
登録後、店舗に行くとロボットが・・・
名前も呼ぶし、前回食べたラーメンまで把握してる!!
これは面白い!
店員さんに顔を覚えられると、なぜだかお店に足を運べなくなる筆者も、ロボットなら人見知りをする心配なし。
ロボット導入は店側にもメリットがある
ラーメンの美味しさはもちろんですが、こういう遊び心が嬉しいですよね。でも、このロボットを入れるメリットはお店側にあるのでしょうか?店長さんにお話を伺いました。
ラーメン店の店長というと、頭に巻いたタオルを視界の限界まで下げ、腕を組んで威圧的なポーズをとる、あのイメージ。
鶏ポタの店長さんはというと・・・。
一目でわかる人の良さ!
気さくにロボットとのツーショットにも応じてくれました。
今日は、宜しくお願いします。早速ですがロボットを導入して店側にメリットはあるんですか?
ロボットはお客様の顔から性別や年齢を判断して、お客様に投げかける言葉が変わるんですが、その年齢や性別、そして何を注文したかなどのデータを蓄積することができるんです。そして、そのデータは、今後のラーメン作りなどに活かせるんですよ。
年齢や性別ごとにどんなラーメンが人気なのか分析できるんですね!私も先ほど、鶏ポタラーメンのとろり(スープの濃度)を試食させていただいたのですが、とても美味しかったです!
こちらが、筆者が頂いた鶏ポタラーメンのとろり
野菜由来のトロッとしたスープが特徴で、とろみがあるのに脂っこくなく、老若男女問わず、おすすめの一杯でした。
さらに、テーブルに置かれているカレー粉(画像右)を入れると、味がガラリと変わり、ガッツリ食べたい男性におすすめのラーメンに変化します。もう一つのピクルス(画像左)を入れると、程よい酸味が加わってあっさりとした印象に。最近ラーメンを重たく感じるようになった方や女性の方でも、スープまで美味しく味わうことが出来ます!
ロボットが働くラーメン店は、単なる集客目的で導入したのではなく、しっかりとした役割があったんです。近い将来、ロボットが客の舌を分析したラーメンを作る未来がやってくるかも!
皆さんもぜひ、鶏ポタラーメン、そしてロボットに会いに行ってみてください。絶賛稼働中です!!
鶏ポタ ラーメン THANKの顔認証AIロボットサービス は Microsoft Azureを使っています。
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