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ロサンゼルス在住の3Dアーティスト、クリントン・ジョーンズさんが企画した、とある芸術的なチャレンジがYouTubeを中心として話題となっています。
ある日クリントンさんはYouTube上で、世界中のアーティストに向けて「オルタナティブ・リアリティ」という名の挑戦を持ちかけます。彼が作った1つのアニメーションをベースの素材として使い、自由にCGレンタリングのアレンジを加えてほしいと呼びかけたんです。その動画がこちらです(今回のチャレンジについては41秒〜)。
一人の人間が重い荷物を引きずって歩くモーションが、今回のチャレンジの素材として指定されました。
この挑戦を受けて、なんと2400人ものアーティストから応募がありました。そして選考の上、最終選考に選出されたのは100名。2400人の中からベスト3に選ばれたのは、どんな作品なんでしょうか。
3位に選ばれたのは、ジュリアン・アルドリックさん。撮影の裏側を描くという、ウィットに飛んだ作品です。
2位は、クレイ・アベレさん。重い荷物を運ぶ動作を、白骨化した遺体のようなものを運んでいる描写に変えました。アメリカの国旗をかかげた家から運んでいるところなど、いろいろな深い意味が含まれているのかもしれません。
栄えある1位に選ばれたのは、スティーブン・グリムさんのこちらの作品です。荒廃した世界で、まだ息のある植物を運んでいます。こちらも近い未来を想像したような、深いメッセージが含まれているようです。
トップ5に選ばれた人は、それぞれ3Dアニメを作る上で役立つアイテムを賞品としてゲットできます。その中でも1位になった人には、自分の動きをパソコンのソフトに取り込めるROKOKOのモーション・キャップチャー・スーツが贈られました。
トップ100の映像をまとめた動画は、6月13日に公開されてから、すでに300万回も再生されるほど注目を集めています。
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