「マタニティマークつけてるのに…」妊婦さんが巻き込まれた《バスでのトラブル》にモヤモヤ

つわりや体調の変化でつらい思いをすることの多い妊娠初期。ぱっと見では妊娠中と判断してもらえずに歯がゆい思いをされたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか？

インスタグラムで活躍されるあーちゃんママさんは先日「妊娠中、本当にあったムカつく出来事」というタイトルの漫画を公開しました。

あらすじ

当時妊娠3か月だったあーちゃんママさん。つわりがつらい時期だったため、仕事帰りのバスの中で優先席に座っていたのだそうです。

バスの座席に座るあーちゃんママさん。提供：あーちゃんママさん

その後バスに乗り込んできたおじいさんが真横に立ちました。その存在に気づかないままうとうとしているあーちゃんママさん。すると、おじいさんはまさかの行動に出るのでした…！

あーちゃんママさんの近くに立ったおじいさん。提供：あーちゃんママさん

バス内で起きた衝撃のトラブルを描いたこの漫画。当時の心境や今後の活動について、投稿者のあーちゃんママ（@a_chanmama3070）さんにお話を伺いました。

インタビュー

――いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムで投稿を始めたのでしょうか？

あーちゃんママさん：インスタグラムで育児漫画を描き始めたのは育児中の息抜きの為でした。 プロフィールにも書いてある通り、「がんばらないをがんばる育児」をやる為です。 子供を産んでみて、自分でも気付かない内に「ちゃんと子育てしなきゃ」「ちゃんと良い母親にならなくちゃ」って自分を追い込んでしまってたので。

――おじいさんに怒鳴られたときの心境を教えてください。

あーちゃんママさん：おじいさんに怒鳴られた時はただただビックリしました。 思わず席を譲ってしまう程ビックリしてました笑 でもその後、徐々に怒りが湧いてきて、謝って席を譲り返してもらいたいって気持ちが出てきて目の前に立ってマタニティマークを見せつけてました。

――マタニティマークを見たおじいさんはどのような反応をしていましたか？漫画のその後のエピソードがあれば教えてください。

あーちゃんママさん：一瞬だけ見て気付いた様子でしたけど、なんにも無かったように目を反らしてました。 この話はただ何も言えずに終わったんですが、子供が産まれてからも子供と私とで外にいる時同じ様な体験をしたので、妊婦とか若い女の人とか子連れとか、やり返してこない人に強く出る人ってのは一定数いるよなぁと思わされました。

――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をしていきたいですか？

あーちゃんママさん：子育て中のママさんやこれから子供が欲しいと思っている方々と繋がれたらいいなと思ってます。 みんなで色んな情報共有が出来れば嬉しいし、自分にとっても他のママさん達にとってもこの漫画が息抜きになれればなぁと思っています。

おじいさんもご高齢だったのかもしれませんが、マタニティマークを見ても知らんぷりだなんてひどいですよね。妊婦さんやご高齢者が安全に過ごせるよう、周囲みんなの配慮が必要なのだと考えさせられる投稿でした。

作品提供・取材協力：あーちゃんママ