ジェニファー(Jennifer Velasquez)さんは、ある日グーグルマップを閲覧していたところ、カリフォルニアの道路脇に座る犬の姿を目にします。
遠くから見てもわかる薄汚れた姿。どう見ても野良犬でした。
近くに住む人によれば、その犬は約10年も同じ場所に留まっているとのこと。
夏には気温が40度近くまで上昇することもある炎天下のカリフォルニアで、10年もの間、ずっと1匹で過ごしてきたのです。
グーグルマップでこの光景を目にし、いてもたってもいられくなったジェニファーさんたちは助けを求めるために、ホープ・フォー・ポーズ(Hope For Paws)という動物保護団体に連絡。団体はその犬の救助に乗り出します。
保護団体が現場にたどり着くと、その犬は自動車の陰にひっそりと座っていました。
非常に警戒心の強いこの犬。エサを与えたり、時間をかけてゆっくり緊張を解いてあげたりすることで、その犬は徐々に心を開いていきます。
ソニアと名付けられたこの犬は、保護施設に連れて行かれ、身体をしっかりと洗ってもらうことができました。発見当時は健康に問題があったものの、治療もうまく進み、今では健康に生活しているとのこと。
グーグルマップから始まった今回の救助活動。小さな異変に目を留めたある人の行動から1つの命が救われました。
ソニアは笑顔を取り戻すこともでき、今では幸せな生活ができているそう。
ソニアが救助される様子はこちらの動画からご確認できます。ソニアの変貌ぶりを、一度動画でご確認ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ZqaNiv91ceE
参照:YouTube/Sonya, the Google maps stray dog rescue. Please share.
執筆:イングリッシュつるの
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