19歳のミッチェル(Mitchel Thomas)は、中米ベリーズでのボランティア活動中に瀕死の赤ちゃんマナティーを発見。彼による懸命な救助活動、そして手厚い保護の結果、赤ちゃんマナティーの命が救われました。
ミッチェルと発見当時の赤ちゃんマナティー
赤ちゃんマナティーの母親は、ボートとの接触によって命を落としてしまったそう。そこに現れたのがミッチェルだったのです。
救助後、リハビリセンターへ向かう際、ミッチェルは懸命に水や濡れたTシャツで赤ちゃんマナティーを保護します。切れかけていた命の糸を、なんとか繋いだのでした。
リハビリセンターでの生活が始まっても、赤ちゃんマナティーは24時間のヘルプを必要とし、泳ぐことも浮くことももできなかったそう。それでもミッチェルは、19歳ながらに懸命にリハビリをサポートします。
その甲斐あって、赤ちゃんマナティーは元気に。食欲も旺盛になりました。とても人懐っこく、周囲の人たちのことが大好きだそう。
ミッチェルにはこう語ります。
「人間の指などをくわえるのが好きみたいなんだ。ボクのお腹を枕にして寝たりもするよ。命を落としてしまった母親に受けていた愛情を、どこかに探していたんではないのかな。人間がプールに入ると、すぐに寄って来てくれるんだ(buzzfeed.com)」
体重も順調に増え続けており、タイミングを見て自然に戻す予定だとのこと。
少年が動物の命を救った今回の話。19歳ながら1つの命を守るためにこれほど献身的になれるなんて、本当に素晴らしいことですね。この赤ちゃんマナティーが無事育ち、自然に帰れる日が来ることを祈りましょう。
参照:imgur.com
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