一緒に遊ぶことが大事
体操世界選手権で、前人未到の6連覇を達成した内村航平選手。内村選手の両親はどちらも体操選手で、内村選手はいわば体操のサラブレットとして生まれてきました。そんな内村選手の母親、周子さんのモットーは、子どもと一緒に遊ぶこと。練習中もとにかく褒めて褒めまくります。また、子どもの一瞬のひらめきを逃さないために、「今忙しいからあとでね」という言葉は使ってはいけないと考えているそうです。
何事もお手本を見せる
天才子役として知られる芦田愛菜ちゃん。お母さんは、愛菜ちゃんのデビュー後、ずっとマネージャー代わりとなって支えてきました。なんと演技の指導もするようで、泣く演技はまずお母さんがやってみせて、愛菜ちゃんが役を掴みやすいようにしています。そんな愛菜ちゃんのお母さん、表立った場所には出てこず、撮影中もスタジオの隅で静かに愛菜ちゃんを見守っているだけ。そんなお母さんの姿を見て、愛菜ちゃんもあんなに大人な女優さんになったのかもしれませんね。
褒めて褒めて褒めまくる!
歌唱力のみならず、その奇抜な格好や行動に世界中から注目されるレディー・ガガ。そんな自由奔放なガガさんを作り出したのは、ガガの母親シンシアさんです。「自分が特別だと思える、強い意志を持ちなさい」。ガガさんはこの言葉に強く背中を押されました。
シンシアさんは、ガガさんの個性を尊重出来るように、幼い頃から常に褒めて育ててきました。ガガさんが椅子の上に立ってピアノを弾いても、怒ったりしません。ガガさんが1年で大学を辞めスターへの道に挑戦すると伝えた時も、シンシアさんは「応援するわ」と背中を押しました。こんな自由な教育方針でも、やることはしっかりやらせていたのがシンシア流。「基本が出来上がって、ようやく個性を発揮できるのよ」。ガガさんはその言葉通り、学校では常に成績トップを取っていました。
才能を見逃さない
「マンガの神様」こと手塚治虫さんのお母さんの文子さんは、とても優しく読み聞かせの上手な女性だったそうです。当時名門小学校に通っていた手塚さんは、当時からマンガに夢中で、授業中にマンガを描いているところを先生に見つかってしまいます。怒られた手塚さんに、文子さんはこう問いかけました。「どんなマンガを描いていたのか、見せてちょうだい」
するとそのマンガを見た文子さんは、こんな意外な一言を言ったと言います。「このマンガはとても面白い。お母さんは世界で第1号のファンになりましたよ」。
最後まで子どものことを考えている
芸人、映画監督、俳優と幅広く世界で活躍してる北野武さん。彼の母親のサキさんは、とっても教育熱心でした。その熱心ぶりは、毎朝10時になる学校へ来て、教室の窓から子供たちがしっかり勉強しているか見守ってしまうほど。しかしそんなサキさんは、北野さんがツービートとして有名になると、しつこく「小遣いをくれ」と言ってくるようになります。これに北野さんはショックを隠せませんでした。しかし、これにはある感動的な秘密が隠されていたんです。サキさんが亡くなる数ヶ月前、サキさんは北野さんに一つの通帳と印鑑を渡してきました。なんとそこには、小遣いとしてもらっていた全部で約1000万円のお金が、一銭も使われずにそのまま残っていたんです。不安定な収入の北野さんを心配したサキさんが、北野さんのために残しておいたものでした。
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