以前投稿した【審査員アングリ】第二のスーザン・ボイルは9才の女の子。小さな体には見合わない力強い美声に会場が一気に静まり返る。審査員たちは顔を見合わせた。
https://www.youtube.com/watch?v=qDqTBlKU4CE
反響につき、オーディションの前後を含めた、少女アミラと審査員のやり取りを日本語訳してみました。
(日本語訳付きの動画がなかったので、こちらで翻訳してみました)
オランダの素人発掘オーディションHolland's got talentに現れた9歳の少女アミラ・ウィライアージ。
彼女の歌声に会場はスタンディングオベーション。そしてその歌声はすぐに世界中を駆け回った。
第二のスーザン・ボイルとも呼ばれた彼女と審査員のやり取りをお楽しみください。
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アミラ入場
Gordan(右の男性)「ハロー」
アミラ「ハロー!」
Gordan「アミラ・ウィライアージ、で間違いなかったかな?」
アミラ「うん」
Gordan「何才ですか?」
アミラ「9才です」
Gordan「そうかい。何を披露してくれるんだい」
アミラ「歌を歌います」
Gordan「自作の曲?」
アミラ「ううん、オペラを歌います」
Gordan「オペラ?」
アミラ「はい」
Gordan「どうしてオペラをはじめようと思ったの?」
アミラ「えっと、クイーンズデイ(オランダ最大の祭り)のために何か特別なことしたいなーって思ったの。で、弟のビンセントがヴァイオリンを引くっていうの。だからなにかしたいなーって。それで決めたの。歌おうって!それでYouTubeで歌を探してたの。そしたらオペラがあって、とっても美しい曲だなって思ったの。それからすぐに色々歌ってみたの。えーっと。そんなところ。」
(会場笑い声)
Chantal(真ん中の女性)「いいわねえ」
Gordan「K3(子供アニメ)の歌のほうがいいと思うけどね」
(会場笑い声)
Gordan「だけど君はそれじゃ嫌なんだね。」
アミラ「いやー」
Gordan「はははは。なんて曲を歌ってくれるんだい?」
アミラ「O Mio Babbino Caro」
Gordan「わお、O Mio Babbino Caroか」
(会場拍手)
Gordan「アミラ、僕はどんな歌になるのか心配なんだけどね、耳栓は必要かな?いらない?」
アミラ「い、いらないわ(笑)」
Gordan「OK!どうぞ!」
曲スタート
Gordan「え?!?!?」
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Chantal「とても信じられないわ」
Gordan「嘘みたいだ。子供とは思えない」
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Gordan「信じられない」
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Gordan「こりゃ普通じゃないぞ」
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Gordan「信じられない、ほんとに信じられない」
曲終了
(大喝采)
裏方の男性「おめでとう!OKあとは審査だ審査」
Gordan「いやー、アミラ・ウィライアージ、9才、、、、、」
Chantal「本当に9才なの?」
アミラ「はい」
Gordan「アミラ、まるで子供とは思えない。君に歌声を聴いたとき、Maria Callas(20世紀最高のソプラノ歌手)を聞いているようだった。残念ながら彼女はもうこの世にはいないけれども。君の歌声は、ピュアでいて、とても美しい。この歳でこれほどまでに卓逸した少女を見た事がない。ほんとうに信じられない。」
(会場拍手)
Gordan「君のような娘がほしいもんだよ」
(会場笑い声)
Chantal「歌は誰に教えてもらったの?」
アミラ「?」
Chantal「あなたの歌の先生よ?」
アミラ「ううん、誰にも教わってないわ」
Chantal「え?一人で練習してたってこと?音楽を聞いて、それを真似て歌って、それで身につけたってこと?」
アミラ「はい」
Dan(左の男性)「とんでもないな」
Chantal「あなたの夢はなに?」
アミラ「えーっと。大人になったら歌手になりたいの、もしなれなかったらアスリートとしてオリンピックにでたいわ」
Chantal「オリンピック(笑)おー、どちらもあなたにとっては簡単な夢ね!」
裏方の男性「あの子大好きだよ!」
Dan「ステージで歌ったことはあるの?」
アミラ「ないわ。しかもこんないっぱいの人がいるところでなんか」
(会場笑い声)
Gordan「緊張なくやれたのかな。ダン君はこの審査どう思う?」
Dan「驚いたよ。もう言うことはないね」
Chantal「私も文句なしのYESだわ」
Gordan「去年もこの番組で出したんだが」
(会場がざわめく)
Gordan「ゴールドチケット!!(一発で決勝進出決定)これを君にあげよう!!」
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1週間ほど前に、YouTubeでお薦めで出て来て、何十年ぶりに驚愕しました。9歳の女の子が、正にマリア カラスか、サラ ブライトマンを彷彿させる歌唱力。しかも、誰にも習っていないとは。天才と言う以外に言葉が見付かりません。この1週間ずっとアミラちゃんの曲を聴きっぱなしです。