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「意思を強く持て」は厳禁!周りが勘違いしがちな依存症に悩む人の叫び

アルコール、ギャンブル、買い物、薬物。世の中には様々なものへの依存症で苦しむ人がいます。もし大切な人が依存症を抱え、抜け出せなくなってしまったら。そんなときに知っておかなければならない「依存症への誤解」を、「ギャンブル依存症問題を考える会」代表のRICO(田中紀子)さんが語っています。

RICOさんが語る誤解がこちら。

「もう二度とやらないよ」
Cva-A4kUEAEGQVG
twitter.com@kura_sara

「自分ではやめられないよ」
Cva-CV3VUAAnFoO
twitter.com@kura_sara

依存症を経験したことのある回復者が、依存症に苦しむ人の「自分ではやめられない」と諦めている言葉に喜んでいますよね。普通に考えると「もう二度とやらない」と言ってくれたほうが、この人は変わってくれたんだと思ってしまいますが、そうではないようです。

「一人ではやめられない、誰かの支えが必要だ」
RICOさんは周囲の人の協力や「認める」ことの大切さを強調します。認められることにより、周囲の言葉にも耳を傾けられ、また同じく依存に苦しむ人たちと経験を分かち合うことができます。
「一人ではやめられない」という考えは、諦めの思考ではなく、自分をしっかり見つめ直せている証拠だったんですね。ここを周囲の人間が理解していないと、せっかくの勇気ある言葉が無駄になりかねません。

この誤解についてはこんな反応が。

善意をもってしても、誤解があるのでは結局ありがた迷惑になってしまいます。それでは余計に相手を追いつめてしまうかもしれません。

では依存症に悩む人たちが自身の状況を認め、その後はどうすればいいのか、RICOさんに次のステップを教えてもらいました。

認めたあとの4ステップ
①同じ経験をした仲間達と繋がる

②回復していった過程を聞かせてもらい、自分もやってみる
③自分が回復していったステップを、依存症に悩む他の人に伝える
④伝え続けることで、自分も依存行為をやめ続けることができる

この4ステップを見ていると、依存症は一人でなくみんなで改善していくのが重要だとよくわかります。依存症に悩む人たちを救いたいのなら、支える側は何が正しい処置なのかよく知っておかなければなりませんね。

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