「おまえら、ピーマンが嫌いでも絶対に子どもの前で嫌いと言うなよ。子どもも必ずピーマンを嫌いになるからな。まずい、と言うなよ。口に合わないと言うんだ」と学生時代に教えてくれた教授がいて、それ以来、相手が大人であれ子どもであれ、「嫌い」の主張について慎重に考えるようになった。
— たんぼ (@tanbochan9) November 11, 2016
pixta.jp
これは目から鱗ヽ((◎д◎ ))
たしかに親が「嫌い」と言ってしまったら、子どもも「これは嫌な物なんだ」と認識してしまいます。少し言い方を換えるだけで、「口に合わない人もいればそうでない人もいる」というニュアンスに聞こえるなんて驚きです。これなら変なフィルターをかけずに、子どもが食べ物と向き合えるかも!
この先生の言葉を受けて、こんなエピソードも寄せられています。
前RT 私の父は、自分が好き嫌いを言うと子どもも好き嫌いを言うようになる、と、私が20歳になるまで、自分がピーマン嫌いだということをいっさい言わなかった。二十歳の誕生日の席で、母に「もう子どもたちもオトナだから言うけど、明日から私の皿にピーマン入れないで」と。母もびっくりだった。
— 安達裕章 (@adachi_hiro) November 13, 2016
それ以後、父はピーマンをクチにしないのだけど、それでも「嫌い」とは言わなかった。「私の口には合わない」と言ってた。見るモノ、聞くモノ、読むモノ、食べもの、すべて同じ。自分が「嫌い」なのは自分のなかで消化すればいい話。それを好きな人がいる以上、嫌いじゃなくて「自分には合わない」と。
— 安達裕章 (@adachi_hiro) November 13, 2016
「嫌い」を共有させない、素晴らしい行動ですね。
これは食べ物だけでなく、人間関係など、人生の様々な場面において言えること。好き嫌いは人それぞれです。「口に合わない」という言い方は、誰も不幸にさせない魔法の言葉かもしれませんね。
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