メルセデス・ベンツがまさかのオリジナルラーメンを開発！？食べに行ってきた

そんななか高級車で有名なメルセデス･ベンツが、まさかのオリジナルラーメンを期間限定で発表したというニュースが。なにそれ気になる！ということで、さっそく食べに行って来ました！

そもそもなんでラーメンなの？

メルセデス・ベンツのオリジナルラーメンが食べられるのはイベント型ブランド体験施設「Mercedes-Benz Connection NEXTDOOR」（東京・六本木)。12月25日（日）までクリスマスイベント「Star Garden」を開催中です。今回ご紹介するオリジナルラーメンは、イベント開催期間中に提供されるフードのなかでも注目を集めている看板メニューなんです。

それにしてもなぜ、高級車ブランドがラーメンを開発したのでしょうか。

担当者の話によると、お客様に最高の体験をしてもらいたい、全てはその想いから始まっているといいます。「寒い中イルミネーションを見に来るお客さんにぬくもりを与える温かいメニューを、なおかつ、メルセデスのブランドをもっと身近に感じてもらえるフードはなんだろうと考えたときに、行き着いたのがラーメンでした」。

クリスマスイベントだからといって、よくあるメニューでは面白くない。予想も期待も超えるものを提供したい。そうした想いで生まれたのが鴨の生ハムスープを使った「陸」と、西洋魚介スープを使った「海」の2つのラーメンでした。メルセデスのマークであるスリーポイントスターの由来（空･海･陸全てのエンジンを手がけることを示したもの）にちなんで名づけられました。

「海」の流星麺　～西洋魚介スープと焼きおにぎり～

￥1,200（税込み）

それではまず「海」から食べてみましょう。

フレンチの技巧を活かした西洋魚介スープはホタテの出汁が効いたコクがありつつ、さっぱりした味。スープがよく絡んだ特製の細麺を一口すすると潮の風味がふわーと口の中に広がります。バターがスープに溶け出すとコクと味わいが加わってまろやかに。スリーポイントスターのマークが焼印されたホタテも厚みがあって食べ応え十分。素材の旨みがやさしく引き立たされた一杯でした。

麺を食べ終わったあとスープに五穀米の焼きおにぎりを浸すと雑炊のように食べられて2度美味しい！

「陸」の流星麺　～鴨の生ハムスープとフォアグラバゲット～

￥1,200(税込み)

次は「陸」を食べてみましょう。

鴨の生ハムだけで仕上げた黄金色のスープは鴨の旨みが溶け出し、特製太縮れ麺に絶妙にマッチ。具材は鴨肉やきのことシンプルですが、力強さを感じさせる仕上がり。がつんとした味わいがありつつも、女性にも食べやすく、するすると箸が進みます。

そして驚いたのは、香りがとても良いこと。鴨の生ハムはジューシーで臭みもなく、トッピングの大葉も決して邪魔をせず、程良いアクセントとなっています。

付け合せのバゲットはフォアグラバターとカシスのソースをつけて。これだけでもおつまみとして美味しいのですが、スープに浸して食べるとフォアグラの濃厚なうまみとベリーの爽やかさが溶け合って高級感のある味わいに。途中で味を変えて楽しめるのも魅力です。

「流星麺」には元ネタがあった

今回の「流星麺」というネーミング、実は2012年にメルセデスのプロモーションでキャラクターデザインに貞本義行氏を迎えたオリジナルアニメ「NEXT A-Class」ですでに登場していたという小ネタがあるんです。メルセデスファンをニヤリとさせ、メルセデス初心者には親近感を与えたこのラーメン。なんとも心憎いではありませんか！

器の底にはメルセデス･ベンツのあのマークが 

クリスマスデートの穴場スポット発見！

内心、車買いませんかって案内されたらどうしようとビクビクしていたのですが、ラーメンを食べるだけの来店も大歓迎とのこと。実はこの施設はメルセデスのブランドを体感してもらうための施設で、車の販売は販売店を案内しているそう。

世界最大級のクリスマスリースの中に入って無料で写真が撮れる、ラーメンのほかにも寒さをやわらげてくれる美味しいフードやドリンクが味わえる、ベンツに無料試乗できるナイトクルーズなどなど他にもわくわくする内容がたくさん。六本木駅から少し足を伸ばすだけで素敵な体験ができちゃいます。これはクリスマスデートの穴場かも！