寄生虫「アニサキス」。お笑いコンビ品川庄司の庄司智春さんが海鮮丼を食べた後に中毒になり、手術が10時間もかかったことで最近ニュースにもなりました。せっかくの海鮮丼やお刺身は生で美味しくいただきたいものですよね。
そんなアニサキスについて魚屋さんがこんなツイートをしています。
生のイカをそのまま食べるのは危険!?
生のイカを塩辛にする時の注意!!!
画像の丸の中のようにイカの身に白く濁ったようなところがあったら絶対に包丁で取り除いてください。アニサキスが入り込んでいますのでそのまま使うのは非常に危険です(゜ロ゜) pic.twitter.com/Z4F6tZIZzQ
— 魚屋さん@魚食系男子 (@Love_marinelife) September 26, 2015
洗ったり、塩水や酢につけるだけではアニサキスは死滅しないんだとか。イカを食べる前にしっかり目を凝らして、アニサキスを除去することが必要のようです。
そんなアニサキスに関して、こんなクレームもきたそう
客「解凍のマグロからアニサキス這い出て来たじゃないのどうしてくれるのよ食べられないじゃない(# ゜Д゜)」
魚屋「えっ!?-60℃の冷凍状態からアニサキスが復活したんですか研究機関に持ち込みたいので買わせてくださいお願いします」
これ以降電話はかかってきませんでした
— 魚屋さん@魚食系男子 (@Love_marinelife) May 15, 2017
そこまで不老不死じゃない(笑)。
こう言われたら何も言い返せませんね…。
アニサキス中毒の予防法
アニサキスの予防法としては、大きく分けて熱処理と冷凍処理が挙げられます。
1. 熱処理
アニサキスは熱に弱く、60℃以上の高熱で最低でも1分以上加熱することでアニサキスを死滅させることができます。生食のアニサキスが気になる人は加熱処理がおすすめです。
2. 冷凍処理
冷凍処理でもアニサキスを死滅させることが可能です。ー20度以下の温度で24時間以上を目安に冷凍させることで、死滅が可能です。しかし、家庭用の冷凍庫ではー10度程度にしかならないことが多く、48時間から72時間の冷凍が望ましいです。
3. 切り込みを入れ冷やす
また、アニキサス対策の方法は他にもあり、魚屋さんはアニサキス中毒の予防法もツイートしています。
とある魚の内蔵から摘出したアニサキスです。筋肉からは採取できませんでした
-20℃で24時間冷凍するか60℃で1分加熱すれば死滅します。発見して取り除いてしまえば害はありません(アレルギーなどの例外はあります)
明日はアニサキスと上手く付き合い予防する魚屋の知恵をつぶやきます pic.twitter.com/8RPhQQsfbL
— 魚屋さん@魚食系男子 (@Love_marinelife) May 16, 2017
アニサキスの予防法で加熱と冷凍は紹介されてますので別の方法をご紹介します
その方法とは画像のように魚に切り込みを入れ冷蔵庫で1時間ほど冷やすという方法です
切り込みを入れ冷やすことにより虫を切り殺し、身の奥に潜む虫を炙り出し取り除く事でアニサキスリスクをゼロに近づけてます pic.twitter.com/7wD6rUhohM
— 魚屋さん@魚食系男子 (@Love_marinelife) May 17, 2017
まとめると、加熱、冷凍、そして細かく切れ込みを入れて調理するのが効果的だそう。アニサキスとうまく付き合い、予防する魚屋さんの知恵も含めて活用していきたいところです!
寄生虫と聞くと、生の海鮮食品を食べることに抵抗を感じるかもしれません。しかし正しい扱い方をすれば、安心して海鮮食品を食べられます。ご自宅でイカなどの刺身を食べる方は、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
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ありがとうございます。加熱して食べます。
寄生中は危険性ではなく気持ち悪さから食べれなくなるのが問題