1)15秒ごとに声に出す。
住所や電話番号など、何かを覚えたい時はぼそぼそと言い続けるよりは、15秒ごとに声に出すといい。それを数分間続ける。15秒以上間を空けてしまうと、記憶は朽ちてしまう。
参照:flickr/eflon
2)身体の部位を使う。
この方法は少し風変わりかもしれないが、何かを覚える時には自分の身体の部位が役に立つ。覚えたいものが自分の身体のある部位に結びついた情景を思い描くことで、後で簡単に思い出すことができるのだ。
参照:flickr/mspearman
3)真摯に集中する。
多くの人が勉強中に音楽を聴いたりテレビを見たりしている。しかしこの行為は記憶する能力を格段に下げるものなのだ。マルチタスクしているのではなく、ただ複数の行為を行ったり来たりしているだけということになる。情報を記憶する際には、真摯に集中して不要な刺激を断つことが大事だ。
参照:flickr/toolstop
4)情報を連鎖させる。
記憶する複数の情報をリストにすると(情報同士が関連性に乏しくても)覚えやすくなる。一般的な方法は、記憶する情報を使って短いストーリーを作ることである。そのストーリーに、単語などの覚えたい情報を全て入れるといい。
参照:flickr/barbara-pictures
5)音声を視覚化する。
この方法は言語学習での単語の記憶に役立つものである。覚えたい単語中から特定の音声を抜き出し、それを好きなように視覚化する。そしてその視覚イメージと覚えたい単語を結びつけると、記憶が容易になる。
参照:flickr/greeblie
6)家を使って記憶する。
これは伝統的手法であり、「記憶の家」を使って記憶をするものである。頭の中で、記憶する情報を「記憶の家」の中に配置しておく。そして、その中を探検するというものだ。そして「記憶の家」の中を歩くことで、各部屋に配置した情報を思い出すことができる。
参照:flickr/somjuan
7)塊にして覚える。
調査によれば、人間は5〜9個(平均して7個)の情報までしか一度に記憶することができない。しかし、例えば11桁の電話番号を覚えなければならない際には、情報を塊にすると覚えやすくなるのである。つまり111-2222-3333という電話番号を覚えるとすれば、塊にして記憶すれば情報数はたったの3ということになるのだ。
参照:flickr/langleyo
8)周囲の環境を活かして記憶する。
文脈依存記憶を言われる現象がある。情報を記憶する際の周りの環境(文脈)を手がかりとして、その情報を思い出すという現象だ。科学者によって実証されたことであるが、実験の被験者は水中で記憶した情報を思い出す際、地上よりも水中での方が思い出す確率が高かったという。
参照:flickr/ktktphotography
9)音楽を使って記憶する。
もちろん音楽で気を散らすことはしてはいけない。しかし、記憶する情報(長い文章など)を歌詞として音楽に乗せることで、その情報の記憶がしやすくなるのだ。小学校で歌った歌を、記憶のために使うのだ。
参照:flickr/jordanfischer
10)においを使って記憶する。
記憶した情報を思い出すために一番有効なのは、おそらく嗅覚だ。鼻は記憶中枢に直結しているため、嗅覚を使って記憶することには絶大な効果がある。テスト勉強の際にある特定の香水を付け、実際のテストでも同じ香水を付けると、テストでいい点数を取ることができる確率が上がるのだ。
参照:flickr/jonycunha
参照:VIRALNOVA
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