「めんどくさい」先生。しかし理解者の一言に男泣き…
投稿者さんが小学校5、6年生だった頃の担任の先生は、あまり人気のある存在とは言えませんでした。毎日行う小テストや、定期テスト前に目標と勉強の計画を立てさせたりといった先生独自の取り組みが、生徒たちには「めんどうくさい」と思われていたのです。
そんな先生に対して良い印象を抱いていなかったのは、生徒らの保護者も同じでした。頻繁に、かつじっくりと時間をかけて行われる親子面談に、子どもたちの勉強計画の進捗チェック…。そうした負担を強いられた親たちは不満を募らせ、ついには同僚の教師までも、彼に冷たい眼差しを向けるようになってゆきました。
周囲の人々は皆、そんな思いで彼のことを見ていたと言います。
しかし、それから五年後――。中学校を卒業した当時の生徒たちの身に、先生の評価を一変させる出来事が起こりました。
なんと、投稿者さんの学年で進学校へ進んだ子どもたちの約半数以上が、先生の受け持ちだったことが分かったのです。さらに、その理由を不思議に思った教育関係者が詳しく調査してみたところ、進学率と先生とを強く結びつける証言が得られました。そう、子どもたちは、先生のもとで嫌々行っていた目標設定の習慣を、卒業後もずっと続けていたのです。
先生は、原因を調査していた教育関係者から、
と言葉をかけられ、男泣きに泣いたと言います。それは生徒や親、同僚からも軽んじられていた彼の努力が、ようやく日の目を見た瞬間でした。
このエピソードに対してTwitter上では、共感や賛同の声が続出。児童教育への向き合い方や、教員としての能力はどのように判断されるべきか、などなど教育全般について考えを深めるきっかけにもなりました。
ちなみに、ニッカポッカノートさんによる一連のツイートは、「教育の効果って長い目で見なければわからないのでは?」という想いから投稿されたもの。言われてみると、たしかに子どもの頃は面倒に思えたけれど、時間が経ってからその大切さに気付くことってありますよね。
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この先生は、原田先生の教師塾で学ばれた方かな?