それは「コップの中の水をこぼさずに走る」。
主人公の藤原拓海の運転技術を鍛えるために父の文太がこっそりやらせていた練習なのですが、実はこれ、読者の中では「無理じゃね?」なんて噂もあるいわくつきのワザなんです。
「Anyca」×「頭文字D」のイベントで検証しに行ってきた
ということで、今回はこれが実現可能なのかレーシングドライバーに協力してもらい検証!オーナーとドライバーをマッチングするカーシェアサービス「Anyca」が「頭文字D」とのコラボイベントを開催するということで埼玉本庄サーキットにやって来ました!
頭文字Dとのコラボということで、AE86(以下「86」)をはじめとしたあの名車たちがズラリ。
そして、ご協力していただくのはイベントゲストでレーシングドライバーの森田登さんと相棒の86。
本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。
それにしてもこちらの86。藤原とうふ店(競技用)ということでだいぶ手が加えられていますね(笑)
ドリフト競技用の車両でエンジンはSR20DET(シルビアのエンジン)に換装して390馬力あります。
拓海(&文太)の86はエンジンブロー前で150馬力、エンジンブロー後で240馬力くらい(諸説あり)と言われているので戦闘力は確実に上ですね!
森田さんからお話を伺ってみると、86歴はなんと18歳の頃から24年!若い頃はブイブイいわせていた元走り屋とのこと。さらに現在はレーシングドライバーでありながら、レース車を作ったり部品の開発をする「Fun! factory effect」の代表取締役という根っからの車好き!
それが高じてアニメ版の拓海の声優さん三木眞一郎さんとも仲良しですよ(笑)
車好きって言うより、もう車バカ!成功への期待感が膨らみすぎます!
ということで早速、森田さんにコップを設置してもらいます。
レース用の86はカップホルダーがないので止むを得ずこんな感じに。
なんだか水多くないですか?(笑)
そうですね、ちょっと減らしましょう(笑)それでは行きましょうか。
お願いします!
時速80㎞ほどでカーブに進入!ブレーキがイかれたかぁぁぁぁぁぁ!
しかし、水はコップから溢れずに保たれています。
右コーナーを抜けて86が加速!次は左コーナーに突入します。
森田さんの見事なヒール・アンド・トウが光り、またもやコップギリギリまで水がきますが溢れない!
というかアレ??意外にもまさかの一発成功???
実はかなり有名なので結構やってくれって頼まれるんですよ(笑)
そうだったのか!でも、こんなあっさりクリアできるんだから実は簡単なんじゃ?
いえいえ、そんなことないですよ。やっぱりコップの水をギリギリでこぼさないように走るのは水かさも考慮しないとなので、見た目以上になかなかシビアなんです。
さらに付け加えると拓海はこの技術を、サーキットではなく路面状況の悪い峠のダウンヒルでやっているので難易度はかなり上がります。やはりレーシングドライバーの確かな技術がないと難しいようですね・・・!
検証を終えて・・・
それにしても今回の「Anyca」×「頭文字D」イベントは、普段は乗れないような車にも乗車できて本当に楽しかったです!
車の楽しさは車によって違うので、その違いを知ってもらえて良かったです。あとこうやってサーキットで走ることで普段の運転がより安全になりますから。
サーキットで走ることで運転が安全になる?
例えば急ブレーキって教習所くらいでしかやらないじゃないですか?でもサーキットだと安全に練習ができるので事故を未然に防ぐことができたりします。
サーキットと言われるとレースのイメージしかありませんでした。
私自身、走行会や練習会を開いてそういったことを教えていますから。そういう意味でも楽しみもありつつ、運転を練習する目的にAnycaは良いのではないでしょうか。
なるほど!今回はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました。
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コップに水入れるのは「とうふ」を運ぶ時だけなので、ダウンヒルではやってないと思うんだけど…
もともとはデビュー前の中嶋悟がフタを開けた缶コーヒーを使って走っていたエピソードでないかい?
ヤバすぎるわー