世界各地で異常な自然現象が勃発!
この物語は、異常気象や自然災害が頻発するようになった近未来が舞台で、世界はこの危機を解決すべく、気象を人為的に調整できる「気象コントロール衛星」を地球を取り囲むようにして配備することで解決したのですが、ある時その気象コントロール衛星が暴走。自然現象では決してありえないような極端な気象現象が発生するというもの。
ここ数年、日本でも毎年のように夏の最高気温記録を更新したり、数十年に一度の台風や大寒波が頻繁にやって来るなど、他人事ではいられない事柄です。
映画のタイトルになっている「ジオストーム」とは、地球規模の同時多発災害のことで、もしそんなジオストームが世界各地で起きたらどうなるのか?もしもの場合の危機管理趣シミュレーションを設け、ハリウッド最新技術で描いています。
そっちがハリウッドならばこっちは自力で!ということで劇中で起きる数々の異常気象を人力で起こすにはどのくらいのエネルギーが必要なのかシミュレーションしてみました!
『ジオストーム』に登場する異常気象を自力で起こすには?
題して!
果たして人間の力で、気象をコントロールすることは出来るのでしょうか?
竜巻を人力で起こす
劇中でインドのムンバイを襲った巨大な竜巻。
これは人間が起こす風で最も威力がありそうな「くしゃみ」のエネルギーを使って再現してみましょう。
約4000万人の同時くしゃみが必要!
日本が東京オリンピックの開催される2020年に呼び込もうとしている、海外からの観光客全員が同時にくしゃみをすれば、巨大な竜巻が完成するんです!
香港を人力でアツアツにする
アスファルトに落ちた卵が目玉焼きになるほど熱せられた香港。
これを小学生の頃にやった虫眼鏡でジリジリするやつで行おうとすると・・・。
地球の直径をはるかに超える巨大な虫眼鏡が必要になります!
「地球よりもデカい虫眼鏡をどうやって作るのか」「それを支える人間は何者なんだ」その辺の細かいツッコミを入れるのはなしですよ。
雷を人力で起こす
アメリカのオークランドを襲ったのは、凄まじい閃光で街を包み込むほどの勢いだった雷。
これは、プラスチック製の下敷きで頭をゴシゴシして再現します。
約33万人!東京都新宿区の人口とほぼ同じです。この雷が劇中では何百何千とオークランドの街に落ちていたので、人力でやるとしたら途方もない下敷きが必要になりますね。
人を人力で凍らす
ブラジル・リオデジャネイロのビーチでは猛烈な寒波によって、海や人がカチンコチンに凍ってしまいます!
これは、熱が出たときに使う冷却シートを使います。劇中のように人間を瞬間冷凍するためには・・・。
あらゆるものを一瞬で凍らせる液体窒素と同じ−196℃まで体温を下げれば瞬間冷凍出来ます!冷却シート以上に温度が下がるのか?とか難しいことを言ってはダメ!
巨大ひょうの威力を人力で再現する
そして、日本も被害に見舞われています。東京の街に巨大なひょうが降り注ぐのです。
衝突したバスがペシャンコになるほどの威力。これを再現するには・・・。
ゴジラ並みにデカい剛腕ピッチャーが必要になります!
そう!はっきり言って自然現象を人力で再現するのは・・・
というか、無理!
大迫力の『ジオストーム』は、大迫力の劇場で!
人力で再現するのが不可能なほど、地球規模の自然災害が各地で勃発する『ジオストーム』。
最新技術の詰まったVFXだからこそ、描くことのできる大迫力映像は、ぜひ劇場の大きなスクリーンで見なければなりません!
そして、その異常気象を人間の力でどうやって止め、人類滅亡の危機に立ち向かうのか!一見の価値ありです!男の中の男、筋肉俳優ジェラルド・バトラーならきっとやってくれるはず!!
公式サイト:映画『ジオストーム』オフィシャルサイト
提供:ワーナー・ブラザース
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調べるところが凄い!!
もうこれ、自由研究で出せるんじゃない?www