昨今「インスタ映え」という言葉を頻繁に耳にしますが、そんな流行りに一石を投じる動画が話題になっています。
その動画が訴えているのは、Instagramに投稿されている旅行写真が、どれも似たりよったりなポーズや構図だということ。それを証明するかのように、同じような写真がどれほどあるのか実際に比較しています。
本当にどれも似ていて、笑っちゃいます。
制作者のOliver KMIAさんは、イタリア旅行でトレビの泉を観光した際、SNS用の写真を撮る旅行客たちが最前を陣取り、近寄ることもままなりませんでした。そんなとき「どうせ同じような写真を撮るのに・・・」と腹立たしい思いをしたのが、この動画を制作するきっかけになったそうです。
本当に良い写真とは何なのか、考えさせられました。
vimeo.com
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本当に良い写真で人と感動を共有できるものと
他人に見せたいだけのもの
インスタには、その二つしかないでしょ
自分の記念としてだけなら、インスタに上げる必要はない
すごく良くできてる
いかに同じ事しかやってないのに、特別だと思いこんでるのが分かる
ていうか至極当たり前の事。
多くの人が行く場所で撮れば似るのは当然。未開の地でも行かなければ人と違うモノなんて撮れない。
美術の世界でも似た構図なんて良くある事。
インスタ(インスタ映え)は写真として素晴らしい作品の掲載というより、こんなシチュエーションにいるんだ!という自己顕示欲の場だしね。
美的感覚というものは普遍的なもので、それが「インスタグラム」等の道具によって強化されているということになる。ならば次は「あたりまえの美」を生んだ道具が「あたりまえでない美」を生むことができるかどうかである。