【子育てしやすい街検証】荒川区ってどんなところ？住むならこの駅がおすすめ！

東京23区内で下から2番目に小さい荒川区。人口密度はトップクラスで、下町風情の残る人気のエリアです。

特に教育や子育て支援、防犯に力を入れており、ファミリー層が住むための引越し先には特におすすめ！

今回は、そんな荒川区の住みやすさを治安、家賃、環境、子育てという面からご紹介します！

荒川区は防犯意識がすごい！

荒川区内での平成29年度の犯罪発生件数は1,676件と、数字自体は少ないですが、人口も21万人と23区内では少ない方なので、実際の発生率は低くないと言えます。

しかし、荒川区は平成16年3月1日に「防犯都市宣言」と掲げ、防犯意識を高めるための施策に力を入れているんです！例えば「犯罪ゆるさんステッカー」といった犯罪を抑制するためのシールを配布したり、防犯カメラの設置を推進するなど住民の安全のための取り組みを積極的に行なっています。

その効果もあって、人口は年々増えているものの、犯罪件数は順調に減少傾向。8年前と比較するとおよそ半分にまで減っています。区内の4箇所に安全・安心ステーションが設置されているなど、子どもや女性も安心して生活できそうですね！

引っ越すなら気になる荒川区の家賃相場

荒川区の1LDK〜2DKの家賃相場は11.34万円で、23区内では比較的安め。高齢者への家賃助成制度があったり、高齢者用の区営住宅があるなど、高齢者への支援が充実していることもあり、60歳以上の住民が年々増加しています。

【HOME'S】家賃相場より（最終アクセス：2018年4月10日）

また、2LDK〜3DKの家賃相場も15万円前後とこちらも比較的リーズナブルなので、将来子どもが増える可能性を考える方や、2部屋では足りないという方にはこちらの間取りも選択肢に入るでしょう。

荒川区は住みやすい？

交通アクセス

総面積10.16 km²と、広さは23区内で22番目の荒川区ですが、JRや東京メトロなど計9本の路線が通っています。また、平成22年には日暮里駅から成田空港を結ぶ成田スカイアクセス線も開通しており、出張や旅行が多い人にとっても便利なエリアです！

場所によっちゃ交通アクセスがびっくりするほど良い街、それが荒川区

— 24歳、∀です (@240sx_hyogo) January 30, 2018

荒川区の中心に位置する町屋駅からだと、上野駅まで約15分、東京、池袋駅まで約20分と主要駅までのアクセスも抜群です。

自然・公園

区内には37箇所の公園が点在しており、荒川区の中心部にはテニスコートや野球場、プール等の施設が利用できる大きな荒川自然公園があります。

野球の試合 in 荒川自然公園 pic.twitter.com/knlSF1uHLG

— Yuga.Mizuno (@ym199908) 2016年8月9日

三時から荒川自然公園でテニスを！ これから台東ポップスです pic.twitter.com/dZLTeEiw8R

— kintaro (@kintaro_mids) 2014年3月8日

街なか花壇を増やす計画や、緑のカーテンで環境問題に対する取り組みも行われており、街全体で緑を増やそうと活動しているので、日常生活でも自然を感じることができそうです！

親子で楽しめる！荒川区のレジャースポット

あらかわ遊園

あらかわ遊園は、アトラクションや動物広場、子ども用プールがある遊園地。観覧車やメリーゴーランド、コーヒーカップなど、年齢制限なしで遊べる乗り物が多いので小さい子どもでも楽しめます！

動物広場では、ポニーに乗ったり、ヒツジやウサギ、モルモットと触れ合ったり、餌をあげたりすることができます。子どもプールは42m×28mと子どもがのびのびと遊泳できる広さです！

おむつ替えや授乳のためのスペースやベビーカーの貸し出しも行なっているので、小さな子どもがいる家族も安心です！

都電おもいで広場

都電の旧型車両2両が展示されている広場です。運転席にも座れるなど、電車好きな子どもは大喜びすること間違いなし！車内にはジオラマや都電に関する展示物もあるので、ちょっとしたお出かけにはぴったりです。

荒川自然公園

荒川自然公園は、交通園やテニスコート、野球場、プールなどの施設が充実した都内で2番目に大きい公園です。多くの樹木や野草が植えられており、昆虫や鳥などの自然観察を楽しむことができます。

交通園では、足踏みゴーカートや自転車、豆自動車など様々な種類の乗りものを借りることができ、遊びの場としてだけでなく練習の場としても。

ぬりえ美術館

色使いが今と一線を画しています、巨顔・足太が可愛い。
#ぬりえ美術館 pic.twitter.com/yli1xTojG7

— あさ@超インドア派 (@anzuasahina) 2018年4月30日

昭和20年〜30年代に蔦谷喜一が描いた塗り絵を展示しています。季節ごとに展示替えがされており、引き出し式の展示ケースに収蔵されたたくさんの塗り絵を自由に見ることができます。来館者が塗り絵を体験できるコーナーもあり、その作品はHPで紹介されています。

荒川区の子育て環境は大丈夫？

待機児童数

平成29年4月1日時点の保育所待機児童数は181人。区内には認可保育園47箇所、認証保育所11箇所があり、新たに認可3園、認証1園が開設されています。しかし、逆に待機児童数は悪化し、前年度から17人増加してしまいました。荒川区に引っ越す予定の人に限りませんが、早めの保活が必要になりそうです。

教育施設

区立小学校24箇所、区立中学校10箇所と教育施設は充実。区立小学校に通う児童向けに、土日祝日にも小学校の校庭を解放するなど、子どもがのびのび遊べる場を設けるための施策も取られています。

荒川区独自の子育て支援

子育て支援にも力を入れている荒川区。

荒川区は子育てに積極的だよね。

— may＊繁忙期大熊猫 (@may_may_) 2017年2月7日

「あらかわキッズ・マザーズコール24」といった、24時間いつでも子育てに関する相談ができるコールセンターがあったり、子どもが3人以上いる家庭に区民住宅の使用料を減額する制度があったりと、独自の政策で育児中のパパ・ママのサポートをしています。

結構荒川区、すごいと思うんですよ
再開発してとりあえず人口を社会増加させて、定住化促進し、子育て支援して、このご時世で出生率を増加させようとしてます……

— さくらトラム (@ktodu) 2017年5月10日

荒川区に住むならココ！おすすめエリアをピックアップ！

交通アクセスもよく、自然環境にも恵まれているので、子育て中のパパ・ママには嬉しい荒川区。実際に引っ越しを考えている方におすすめのエリアを独自の視点でピックアップしてみました。

JR山手線 西日暮里駅

JR山手線の他にJR京浜東北線、東京メトロ千代田線、東京都交通局日暮里・舎人ライナーが通っており各所へアクセス抜群。駅の周りには学校や塾が多いため、日中も賑わっています。また、チェーンの飲食店やコンビニが多く、一人暮らしに嬉しい施設が揃っています。

渋谷から電車で30分程度と副都心からは少し離れていますが、下町の雰囲気があり、お年寄りも多いことから穏やかで住みやすいエリアです。

京成本線 新三河島駅

徒歩圏内にJR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線が通っている西日暮里駅があり、千葉方面だけでなく都心部へのアクセスも非常に便利。

犯罪発生件数21件で、荒川区の中では最も治安が良いエリアです。大通り沿いは夜も交通量が多く、明るいので夜道も安心。駅周辺にはスーパーやドラッグストアなど日用品を揃える買い物スポットが点在し、ファミリー層も住みやすいです。

東京メトロ千代田線 町屋駅

町屋駅には東京メトロ千代田線、京急本線、都電荒川線が通っており、都内だけでなく千葉方面へのアクセスも便利です。閑静な住宅街が広がり、犯罪発生件数29件と治安も良好。

都電荒川線の町屋駅付近の街並みがたまらなくいいな。

— Dandy Azu (@nipporistar) 2012年5月31日

駅前には商店街があり、スーパー、ドラッグストアも点在しているため、日用品の買い物には不便しません。荒川自然公園や図書館などもあるため、子どもがのびのび生活できます。

最後に

防犯対策や子育て支援など、住みやすい環境を作るために積極的に動いている荒川区。下町の雰囲気が残る街には、高齢者が多いこともあり雰囲気も穏やかで、子どもがいる世帯も安心して暮らせそうです！これから荒川区へ引っ越しを考えている方はぜひ参考にしてみてください。