ブラジルの廃品置き場に住む心優しい犬が海外で話題になっています。
リリカは廃品置き場に捨てられていた犬。廃品置き場のオーナーと、そこに住む他の動物たちと楽しく暮らしていました。
そんなリリカは3年前に8匹の子犬を産みます。ですが周囲に食べ物が少ないため、リリカは命の危険を冒しながらも食べ物を探すために、昼夜を問わずに外を出歩くようになります。
ある日リリカは、6.5kmを歩き続けたところで、ある女性の目に留まります。教師のルシアです。ルシアは捨てられた動物たちを保護し世話をしています。
リリカがゴミ箱の臭いを嗅いでいるところを見たルシアは、リリカに食べ物を与えます。そしてその夜から、毎晩9時に空き地に出向き、リリカに餌を与えることが習慣となったのです。
そんなある日、いつものようにえさを食べにきていたリリカは、餌の入った袋をくわえて立ち去ります。目的は、廃品置き場の仲間の動物に食べ物を分け与えるため。
廃品置き場のオーナーは言います。「私たち人間は共有することをしない。そんな中で動物が食べ物を共有しているという事実は私たちにとってはいい教訓だと思います。」
参照:Distractify
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