やりがい搾取、友達価格など…あらゆるクリエイターにとって、「創作物にはお金がかからない」という認識はもっとも恐ろしいもののはず。今回は、もっと広まって欲しいクリエイターの主張6選をご紹介。
1.
愚痴です
見るの嫌な方はそっとスルー「絵描いて〜!」って言われたから
「描くから帰りにジュース奢って〜」って返すとすっごい嫌そうな顔された。
そんで一言「絵ってタダで描いてもらえるもんやないん?ジュース奢ってとか舐めとるんか?」
何様じゃお前ッ!!!!!!
全絵師に謝らんかい!!!!!!— 𝐻𝐼𝑆𝐴𝑀𝐼𝐶𝐻𝐼 (@hisamichi1373) September 8, 2018
2.
「クリエイターに言ってはいけない言葉」
1:え?こんなのすぐ出来るでしょ?
2:え?こんなの私でも出来ますよ?
3:え?知り合いからお金とるんですか?このうちのどれかに抵触するとクリエイターのやる気が著しくなくなりますので注意しましょう。今日2つ言われてぐぬぬぬ。
— 小川聡@マーカット (@cx777marcat) September 10, 2018
3.
非クリエイターから生まれる、クリエイターに対する「タダでやってよ問題」の正体って
「給料とは、“苦労”に対する“我慢”に支払われるもの」
と
「クリエイターは好きなことでお金稼いで苦労なんてしてない」という、二つの前提間違いが合体事故起こして産み出した魔物なんじゃないか、と考えてた。
— 柳島英志 (@yanajima) February 22, 2018
とある田舎でみたクリエイター殺しの標語。
違うんだ、「世の中にただはない。」が正しい地域振興であり、成長につながる。こんな精神があるからミュージシャンのギャラなし弁当のみとか、映像作ったクリエイターが泣いたりする。 pic.twitter.com/4kKTvS3S0J— 吉田敬@🐈田K (@kayyoshida) 2016年3月31日
5.
仕事場で絵が描けるとバレたワイ
上司「よかった~これで高い金払って業者に頼まなくてすむよ~」
ワイ「え、タダではやらないですよ?」
上司「え(なんでそんなこと言うの…?って顔)」
ワイ「え(Twitterとかでよく見る絵描きさんあるあるに遭遇してテンション上がってニヤニヤが止まらない顔)」— ぼぶ(skeb募集中) (@boblim1204) June 25, 2018
6.
「絵を描いてお金をもらおうとする絵師はビジネス感あって好きじゃない」
という旨のツイートを見てしまったので声を大にして言いたいんですけどね…
絵も!!!!ビジネスだから!!!!
お金もらえないと画家も漫画家もイラストレーターもアニメーターもすべて滅びますから!!!!!わかれ!!!— 久遠青/729(ナツキ)@似顔絵&イラスト (@blue_ak) September 10, 2018
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技術に対価が無いと考える輩は愚の極み
創作もまた、労働なり
東京オリンピックのボランティアもこの理屈なんだろうな。
大切なのはお金じゃない、貴重な経験はお金で買えない財産でしょ?みたいな。
資格等持ってないしデザイン学校出身でもないけど職場で営業に使う絵を描いてます。
文言とか構図とかも全部お任せ!で、タダで♡or格安で♡は困る。
勉強になるでしょ!趣味でしょ!って言われると無資格者は何も言えない。
10時間くらいかけて作ったディスプレイやデザインが1000円や2000円とか泣けてくる、そんなんなら普通にバイトするよ。。
美容師です。
美容師もハサミ✂️1つで高いカット料取ってぼろ儲けだねー
ほとんど技術料じゃんって言われます。
一人前になるのに自分にいくら投資してると思ってんの?!!
飲食も同じ様に言われる事ありますね……
原価を計算して売値が、可笑しいと。
材料渡すから作れって言いたくなる。
(当然、調理道具や光熱費は別途で請求)
労働に対する対価を求めるという当然の行為をした瞬間、
守銭奴扱いする日本
タダ働き当たり前、苦労は美徳
そういう精神があるから、マナー等良かったり、奥ゆかしさがあるのかと思うけど、
人に求めるのは違う。
タダ働き拒否する人を、え…図々しいこの人!みたいな反応するのまじなに。
図々しいのはお前だよ!
人が動いて居るというのに対価が支払われないのはこれいかに
だいたいのサラリーマンは成果に対する報酬という概念が狂ってる。
それは自分の給与が「所属する対価」だと思ってるから。
動画サイトとかSNSにタダで作品のせてる方にも問題がある
大抵無料で見れる環境にいる人たちを相手にしてるわけだし、そう思われても仕方ない
教育関係もそうですよ。
バレると必ず、家の息子に(娘に)休みの日でいいから教えてくれる?
と言われる。
組織で技術を使って仕事をするのに、対価を払われているかどかを考えるならば、契約条件の見直しになるんだろうな…。
でも雇用の場合はそうもいかない訳で、両者が良好な関係を築くためにも「やったこれでアイツに任せれば、絵を描いてくれるかも」は、あながち間違ってないのかも。
ただ、ワークかタスクかは、切り分ける必要があるように思います。
自分の子が宿題やったり遊んできたら「お疲れ様」ってお金あげるのかな。
「タダで描いてよ」
「いや、お金払ってください」
「はあ?」
という人には、懇切丁寧に絵を描くのに必要な道具の費用、制作時間、身につけるのにかかった時間、教材の値段などを説明したら良いと思ってしまった。制作時間の間に何ができるのかまで言えば、大抵の人は黙るんじゃないだろうか。
多分、それでもタダで描けよ、という人はいそうだけど。
SNSや動画サイトで絵を上げているじゃないか、タダで。という人もいるかもしれない。でも、それは自分が描きたいから描いたものだったり、広告的な意味合いがあったりするから無料なわけで。
何が言いたいか。【依頼するなら対価払え。相手が自分の持ってない技術使ってくれるならなおさらだ】友達だったとしても、親しき仲にも礼儀あり、だから。
かく言う私はまだまだ下手くそな初心者だから、そういうのは無縁だけど。絵を描く者の端くれとしては、依頼するならお金は必要だと思う。絵はかけた時間だけ上手くなるし、お金もかかる。スマホでもデジ絵を描ける時代だけど、スマホだってタダじゃない。
人に頼まれて絵を描くことが、我が子の宿題や遊びの延長なのだとしたら、その時点で認識が狂ってない?
才能がないと世の中苦労しかできないのでこの理論がまかり通るのもしゃーないとも思う