電話帳の一番前に載る名前にしようという理由で「アート引っ越しセンター」になりました。ちなみに、アート引っ越しセンターの番号下四桁「0123」には分かり易いようにという配慮があります。もし、新しい支店の区域にすでに0123を使っている家庭があれば直接出向き番号を譲ってもらっていたようです。
アシックス:友人の言葉が由来に
創業者:鬼塚喜八郎氏がスポーツシューズを作る切っ掛けとなったのが「もし神に祈るならば健全な体に健全な心があれかしと祈るべきだ」という友人から教えられた言葉でした。(古代ローマの作家ユウェナリスの言葉)
これをラテン語にすると「Anima Sana in Corpore Sana」頭文字は「asics」になります。
キヤノン:始まりは観音様
創業者:吉田五郎は観音菩薩の慈悲にあやかって「カンノン」にするつもりでした。ただ、カンノンで世界の人々に親しまれるのか?という疑問もありました。
そんな時に知ったのが語感が似ている英単語「Canon」です。Canonには規範、規準という意味があり「世界の規準を目指す」という意味も込められています。
アサヒビール:日出ずる国に生まれたビール故に
1880年代後半に酒造家:鳥井駒吉はイギリスの酒造方法の真似ばかりしている日本のビール作りを否定し「日本独自のビール」を開発しました。
「アサヒ」には氏の日出ずる国に生まれたビールへの誇り、昇る朝日のような将来性と発展性を願った思いが込められています。
参照:Asahibeer
sakura-hotel-ikebukuro.com
ハウス食品:ホームよりハウスの方がいいんじゃない?
1926年にバーモンドカレーの原型となる「ホームカレー」が販売されましたが、そのあとになって他社に同じ商標のものがあると判明しました。
これの打開策を練っていた創業者:浦上清助に妻が「日本人ならホーム=家庭というよりもハウス=家庭のほうが馴染みがあるわ」という助言をして「ハウスカレー」に改名、社名にも取り入れられ「ハウス食品」となりました。
シャープ:元はシャープペンシルの制作販売
シャープは元々シャープペンシルの制作販売をする会社だったためそこから名前が決まりました。
関東大震災の影響で元々の事業が立ち行かなくなりましたが、ラジオに目を付け開発したことが転換の切っ掛けとなりました。
読売新聞:誰でも楽しめる新聞に!
「庶民が気軽に読めて親しめる新聞」を目指し読売新聞は創設されました。
江戸時代のかわら版が「読みながら売る」という手法で庶民から親しまれていたことが由来です。そしてもう一つ、読売新聞が発行された頃は難しい漢字ばかりで庶民が新聞を楽しめない物になっていた、という背景もあり「原点回帰」という意味も含まれています。
ダスキン:「ぞうきん」になるところでした
社長の鈴木清一郎は庶民が馴染み易いようにと商品名と会社名を「ぞうきん」にしようと提案しました。
これに社員たちが猛反対、当時の部長は社長の思いと社員たちの意見を取り入れるためダストクロスの「ダス」とぞうきんの「きん」をとり「ダスキン」と命名しました。
カルピス:カルピルかカルピスか悩んだ末に
創業者:三島海雲は「カルピル」か「カルピス」のどちらにするか悩んでいたそうです。
そんな時に山田耕筰(赤とんぼなどの作曲者)にカルピスの方が音声学上良いと勧められカルピスに決まりました。
ちなみに「カル」はカルシウムから「ピス」は仏教で最高位の味を意味するサルピス・マンダが由来です。
EDWIN:アナグラム+逆さ文字
社長:常見修二がジーンズ生地であるデニム(DENIM)の文字の順番を変え、Mを逆さにして出来たのが「EDWIN」です。
ちなみに、創業者は氏の父でありこれを考えたのは氏が高校生の頃、「ワンウォッシュ加工」を考えたのもこの頃の常見社長です。
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