ここ最近ハンドメイドを中心に、クリエイターの作品の価格設定についての議論がネットを中心に起こっています。大量のモノやサービスが溢れる便利な世の中だからこそ、忘れてはいけない、クリエイターの作品の価値についてまとめました。
1.
娘「ねえ、ハンドメイドって詐欺だよ!」
母親「なんでそう思うの?」
娘「200円とかで出来るやつを、800円で売ってるんだって!」
母親「あら、作品を作る時間は掛からないの?」
娘「…」
母親「作品を作るためにそれなりの技術は必要ないの?」
娘「…」
母親「ほらね、別に詐欺じゃないよ」
— べいたん🦑 (@Iari0a) November 4, 2018
2.
作家様なら分かるかと思いますが、ご委託する時、場所代や手数料もかかりますし(売れた後に引かれる代金)それを計算しつつプラス材料費、電気代、交通費、デザイン費、梱包費、宅配費、製作時間代、なども含まれます。含まれているはず・・・です(たまに破格の人がいてびっくりしますが
— ReFLOAT (@regi66h) June 11, 2017
3.
私も料理製菓製パン裁縫編み物色々やったけど何かを作るのって材料費と手間とスキルの巧拙を考えると大体買う方が安上がりで、作った方が安上がりなのは麦茶くらいじゃねえの
— ネジ子 (@nejiko) November 4, 2018
4.
原価厨と呼ばれるやつ、そもそもなぜ人件費というモロな原価を原価に含まない計算するのかとんと理解できぬ
— koume (@koume_nouka) November 10, 2018
5.
俺ハンドメイドできない勢だけど
販売価格の内訳は
・材料費
・手間賃
・よくぞ思いついてくださった費
・形にできて凄い費
・今後も頑張ってください費
だと思ってる— モンド (@DebmondMiles) November 6, 2018
6.
俺「この42年モノのウイスキーはボトルで7万円」
友人「高い」
俺「たしかに、そう思うかもしれないがこのウイスキーは樽の中で42年間眠っていたのだ。我々の口に入るまで誰かが管理してくれていた。仮にその管理費を一年で一万円だとしたら、このボトルは最低でも42万円。」
友人「安い」— 虎助遥人 (@kosuke_haruhito) November 7, 2018
「いやその樽から一本だけじゃなくて何百本か作れるやないか!!!!!!」そう、実に正しい。おっしゃる通り。実際はその樽からから370本ほど作れるので、その管理費一年一万円理論だと1000円ちょいでいいことになる。だが、その場で友人に価値を想像して欲しかった事をわかって頂きたい。
— 虎助遥人@3日目東C10a (@kosuke_haruhito) 2018年11月7日
言いたかった事としては本数というよりも時の流れなのだ。私は今30歳なので私が生まれる12年前からそのウイスキーは樽に入っていた。私は生まれ、保育園、小学校…やがて専門に入り20歳になり大人になって、時は流れそして今!ようやくその樽からからウイスキーは出て来た。
— 虎助遥人@3日目東C10a (@kosuke_haruhito) 2018年11月7日
自分の人生を思い返してみる。あの間もずーっとこのウイスキーは樽にいたのだ。誰かが大切に保管してくれていた。あの一年一年の歳月を、仮に、一万円としてみると、という意味なのだ。ちょいと言い訳が過ぎたかもしれないが、時間という価値に思いを馳せてみて欲しかったのである。
— 虎助遥人@3日目東C10a (@kosuke_haruhito) 2018年11月7日
なにかモノやサービスを購入する際には、目には見えない「生産者の情熱・労力・時間」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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