先日、ある体験をしたよいねこ247さんのツイートが話題になりました。まずは気になるそのツイートをご覧ください。
今日は見えない友人と旅行しました。
通信制限が来ている僕を、自室にいる友人がLINE通話とGoogleマップで、ナビをしながら、一緒にあちこち旅行をするという遊び。ゴーストと一緒に旅をしてるようで、バーチャルとアナログという観点から、もう語り尽くせないほどエモかったです。 pic.twitter.com/ksCQTj4hhG
— よいねこ247 (@yoineko41) March 27, 2019
「見えない友人と旅行?」と疑問が湧いてきますが、つまりはこういうことです ↓
通信制限のためにGoogleマップが使えなかったよいねこ247さん。今時Googleマップが使えないことには旅行のハードルも少々上がりますが、LINE通話は使える状況だったとのこと。
そこで、よいねこ247さんは旅先にはいない友人にLINEで電話。友人にはGoogleマップを開いてもらい、電話越しに案内してもらうという荒技に出たのです。
絵にするとこんな感じ ↓
旅先の自分も、旅先にいない友人も、違った形で楽しめるこの「2人旅」。「もう語り尽くせないほどエモかった」と語るその魅力とはいったいどんなものなのでしょうか?
例えばこの写真の景色。通話で擦り合わせをしながらストリートビューで同じタイミングで同じ位置に存在し同じ景色を見ることができる。しかしお互いの存在は見えず、友人が見ている景色は実は過去の景色なのだ。
— よいねこ247 (@yoineko41) 2019年3月27日
まずエモいのは、「仮にリアルに一緒に旅行をしても見えてる景色や感覚は厳密には違うよね」ということ。普段は意識しないが、こうして乖離を作ることで、本来あった乖離に気づかされる。これはもうアートだよね。
— よいねこ247 (@yoineko41) 2019年3月27日
確かに、一緒に旅行に出かけたとしても、見るものや感じ方は人それぞれ。
ストリートビューという過去に撮影された写真で、その感覚の乖離を大きく意識させることによって、よりお互いの感覚の違いを実感できるとのこと。深い。深すぎる…。
僕は感覚を持ってるけど、目の前の道しかわからない。
友人は空からナビ、ビューで視覚、通話で聴覚によって参加できるが、視覚は時間が一致しない景色を見ている。
そして他人から見ると1人で何かに話しかけているように見える…。
— よいねこ247 (@yoineko41) 2019年3月27日
コミニケーションの観点からもエモがある。
僕がマップを見れないので、ビューの視覚と僕の視覚を通話で擦り合わせ、それを共通言語として使っていくんですよ。
「〇〇が見える」「あー〇〇ね」ってした後は、「〇〇の通りをまっすぐ行って」で通じる。これ2人だけの言語を作ってるんですよね。— よいねこ247 (@yoineko41) 2019年3月27日
本人は誰かと一緒にいる感覚をもっているし、他人から見ても誰かと話しているように見える。ただ物理的にその場に存在しているのは一人。完全に頭が混乱してきました…。
感覚のズレからくる会話も超不思議。
「白いベンチあるでしょ。いまベンチとベンチの間にいる(ストリートビュー)」「あ、そこにいるの? そっち行くわ。…このへん?」虚無を手探りをする僕
— よいねこ247 (@yoineko41) 2019年3月27日
友人「いま空」「降りるわ」「そっちは結界があって行けない」
— よいねこ247 (@yoineko41) 2019年3月27日
友人「小学生がこっち見てる!(ストリートビュー)」
僕「いないけど」僕「うわっ!ビックリした〜目の前にヘビが(現実)」
友人「いないけど」— よいねこ247 (@yoineko41) 2019年3月27日
「空から降りる」「結界があって行けない」こんな会話普通の旅じゃ絶対に味わえませんよね!
この新時代のエモ旅に対するネットの反応は…
めっちゃエモいじゃん…
— 吉田 (@youyosida57) 2019年3月27日
おもしろそう^ ^
— コンビニオーナー (@TKino0707) 2019年3月28日
過去からの電話設定付けると最高にエモいな
— 約束された敗北の✇Garnet (@01Garnet02) 2019年3月28日
と好評のご様子!私も一度やってみたくなりました。みなさんもぜひこちらのエモ旅、友人や恋人と楽しんでみてはいかがでしょうか!
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