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知るとさらに面白い!『ハウス・オブ・カード』のトリビア 5選

ハウス・オブ・カード

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Netflixのオリジナルシリーズ『ハウス・オブ・カード』には、たくさんのトリビアが隠されています。もし既にこのドラマを見たことがあったとしても、この記事でご紹介する5つのトリビアを知ると、面白さがグンとアップするはずです。

『ハウス・オブ・カード』ってどんなドラマ?

トリビアに入る前に、そもそも『ハウス・オブ・カード』がどんなドラマだったのか、復習しましょう。

数々の賞を受賞

『ハウス・オブ・カード』は、ネット配信のドラマとして初めてプライムタイム・エミー賞を受賞しました。そのため、受賞当時には世界中の話題を席巻。「Netflixの普及と、それに続く配信ドラマの制作数増加は、『ハウス・オブ・カード』のおかげ」とも言われていたようです。

その後も、シーズン6が終了するまでの間に、計14もの賞を受賞しました。



『ハウス・オブ・カード』のトリビア5選

1. 『ハウス・オブ・カード』のタイトルに隠された意味とは

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タイトルの『ハウス・オブ・カード』という言葉ですが、その意味は「トランプで作られた家」。いつ崩れてもおかしくないトランプの家が、ホワイトハウス内の緊張感に例えられいるのです。もちろん主人公のフランシスも例外ではなく、常に、いつ失脚するか予想できない瀬戸際に置かれています。

そしてその緊張感は視聴者にも伝播し、まさに「いつ崩れてもおかしくないトランプの家」が完成するのです。

2. 実際の議員に同行?意外と賑やか?撮影秘話

『ハウス・オブ・カード』出演者の役作りには、並々ならぬ力が入れられています。

特に主演のケビン・スペイシーは、当時、下院共和党院内幹事を務めていたケビン・マッカーシーに同行し、役作りに励んだとインタビューで答えています。あのリアルな演技は、実際の議員を学ぶことから生まれたというわけですね。

また『ハウス・オブ・カード』の撮影現場は、意外にも賑やかだったと言われています。フランシスとゾーイのベッドシーンでは、ケイト・マーラ演じるゾーイが、ケビン・スペイシーを笑わせるためにイタズラを仕掛けたともインタビューで答えています。

緊張感が走り続ける内容からは、なかなか想像できない意外な撮影秘話でした。

3. 特徴的な演出方法!第四の壁について

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『ハウス・オブ・カード』といえば、ある特徴的な演出手法が印象に残ったはず。そう、フランシスが視聴者に語りかける、あの演出です。

視聴者とドラマの世界を隔てる壁を、演劇用語で「第四の壁」と呼びます。このドラマでも用いられているのも、第四の壁を破る演出。最近だと『デッドプール』など、過去に他の作品においても用いられてきました。

『ハウス・オブ・カード』に影響を与えたと言われているのが舞台『リチャード三世』。この作品においても、主人公が観客に話しかける演出が用いられています。ちなみに、ケビン・スペイシーが『ハウス・オブ・カード』の前に出演していのが、この『リチャード三世』。すごい偶然じゃないですか?

4. 実際の大統領がモデル?フランシスとそっくりな大統領2人

フランシスとクレアには、モデルとなった人物がいると噂されています。それは、クリントン前大統領夫妻。『ハウス・オブ・カード』でのフランシスとクレアは、互いの野望のために共謀する割り切った関係として描かれているわけですが、それがまさに、クリントン前大統領夫妻を彷彿とさせる関係だという声が多々あるんです。

クリントン前大統領夫人のヒラリー氏が、夫の不倫を華麗にスルーしたのは有名な話ですが、クレアの言動はそんなヒラリー氏に酷似していると言われています。さらには、トランプ大統領夫妻に似ているという声も!公言されてはいないので真相は闇の中ですが、比較しながら見ると面白そうですね。

5. 脚本のモデルについて

最後に『ハウス・オブ・カード』の脚本モデルについてご紹介します。まず原作は、イギリス人作家、マイケル・ドブスが書いた『ハウス・オブ・カード』。彼は、サッチャー政権下の首席補佐官を務めた人物です。

その原作と、それを元にしてイギリスのBBCで制作されたドラマ『野望の階段』を掛け合わせたのが、Netflix版『ハウス・オブ・カード』なんです。

またこの作品には、シェイクスピアの『マクベス』の内容が反映されているとも言われています。主人公マクベスの夫人は、夫以上の野心を持ち、マクベスに数々の悪行を働かせます。そう、誰に似ているか、もうお気づきですね?

また、フランシスはマキャベリーの『君主論』が反映されたキャラクターだとも言われています。『君主論』では「国家の利益のためなら非道な手段も許される」という考えが説かれているわけですが、それはまさに、フランシスの一連の行いそのものだといえます。

このように、『ハウス・オブ・カード』の脚本は緻密に練られたものでした。もしかしたら他にも、脚本のモデルとなったものが存在するかもしれませんね。

まとめ

以上、『ハウス・オブ・カード』のトリビア5選でした。いかがだったでしょうか。既にご存知のトリビアもあったかもしれませんが、これらを頭の片隅に置いて再鑑賞すると、作品をさらに楽しむことができるでしょう。

コメントする1

  1. 視聴者

    ドラマのファンです。記事の内容が浅く、トリビアというよりは個人ブログの「はまっているドラマ紹介」レベルでがっかりしました。
    ケビンスパイシーの事件とそれがシーズン6の構成に与えた影響についての言及がないし、House of Cardsの意味に至っては単なる直訳で酷すぎる。House of cardsとは脆い組織や計画という意味のイディオムで、大事なピースが一つ外れるとバラバラと崩れるという意味です。

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