坂口健太郎が主演を務めるドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌にもなった曲『白日』。この曲を聞いて、King Gnuというアーティストを初めて知った方は多いのではないでしょうか。モノクロの独特な世界観のMVと、どこか切ない歌詞、美しいユニゾンが多くの人に評価されています。
今回はそんな独特な魅力を持つ『白日』の歌詞に秘められたメッセージについて考察していきたいと思います。
1. King Gnuとは
年間の優れたMVを表彰する音楽アワード「MTV VMAJ 2019」にて、『白日』が「Best New Artist Video -Japan-」を受賞しました!
受賞を受けて、9月18日に開催する「MTV VMAJ 2019 -THE LIVE-」への出演も決定!!
観覧はVMAJオフィシャルサイトにて受付中!!https://t.co/eH3mBjdnZ6 pic.twitter.com/EtgWwvNZFl
— King Gnu (@KingGnu_JP) August 6, 2019
まずはアーティストの経歴について見てみましょう。King Gnuは日本の4人組バンドで、常田大希(ギター&ボーカル)、勢喜遊(ドラム&サンプラー)、新井和輝(ベース)、井口理(ボーカル&キーボード)で構成されています。
King Gnuは、昨年からさまざまな音楽関係者やアーティストに注目されており、日本テレビ系『バズリズム02』内の企画「これがバズるぞ2019」で1位を獲得、TBS系『CDTV』1月度の「イチオシアーティスト」に選出されました。
そんなKing Gnuですが、昔は「Srv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)」という名前で活動していました。メンバーが入れ替わり、固定化された2017年5月にバンド名を「King Gnu」に変更します。
ワンマンライブやテレビアニメのエンディングテーマに抜擢されるなど徐々に人気を集め、2019年1月にはアリオラジャパンより、メジャーデビューアルバム『Sympa』を発表します。そして、日本テレビ系土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌として『白日』を配信リリース。2019年9月現在、YouTubeでの再生回数が6,664万回を超えており、爆発的な人気を呼んでいます。
10月には全国ツアー「King Gnu Live Tour 2019 AW」を行う予定で、今まさに流行の波に乗っているアーティストです。
2. 「白日」という言葉の意味
まずタイトルの『白日』は「はくじつ」と読みます。
- 照り輝く太陽
- 真昼。白昼。「白昼の夢」
- 身が潔白であることのたとえ。「青天白日の身」
という意味で使われることが多い言葉で、この曲では、主に3つ目の「身の潔白」という意味で使われていますね。
3. 「白日」の歌詞を考察!その意味とは?
歌詞全体から伝わるように、この曲からは以下のようなネガティブな言葉が思い浮かんできます。
- 罪の意識、罪悪感
- 後悔の念
- 現実逃避
歌詞の冒頭部分にもこんな言葉があります。
傷つけてしまったり 失ったりして初めて 犯した罪を知る
誰しも、無意識な言葉や態度を通して人を傷つけてしまうことはあります。しかしその事実に気づくのはとても難しく、何か大切なものを失って初めて、自分が罪を犯していたことに気づくのではないでしょうか。
そして、この歌詞。
1つや2つくらい 誰にでもあるよな
そんなんもんだろう うんざりするよ
こちらに強く表れている通り、自分が知らず知らずのうちに犯している罪に対する後悔が、曲全体を通じて歌われています。
作詞作曲を手がけた常田大希さんは『白日』のMVを公開する際、SNSでこんな発言をしています。
「去年は地元の友人が2人も立て続けに亡くなったりして生と死を強く意識した年になりました。最近の自分の作詞作曲にはその出来事の影響が強くあります。ずっと避けていた墓参りに行こうと思えたのはこの曲のお陰かもしれません」
2人の友人が亡くなったことに対して、彼自身、後悔を感じてこの曲ができたのかもしれません。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。今回は『白日』の歌詞について考察してきました。自分の犯した罪に対する後悔が歌い上げられている『白日』ですが、その背景には作詞した常田さん自身の経験が色濃く反映されているようです。
King Gnuの楽曲には他にも深い意味が込められた楽曲が多いので、『白日』を聞いて惹かれた方はぜひ、他の楽曲も聞いてみてください。
※お詫びと訂正:一部歌詞と、メンバーの担当に謝りがありました。訂正して、お詫びいたします(2019/10/21 11:25)。
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歌詞がちょいちょい違う時点で…….😥
井口はキーボードとボーカルでしょ
歌詞まちがっとるで