昨年、サンディエゴのハワード・アテベリー氏はシンシア・リグス氏と結婚しました。現在2人は、リグス氏の家のある米マーサズ・ヴィニヤードで一緒に暮らしています。
2人は1950年の夏、一緒に研究活動をしアテベリー氏はリグス氏に一目惚れをしました。
その夏はリグス氏に彼氏がいたため、2人が一緒になることはありませんでしたが、アテベリー氏はその後もリグス氏のことが忘れられませんでした。
参照:mvtimes.com
2人はその62年後、アテベリー氏がリグス氏に突然手紙を送ったことで再会します。
ラブレターは、ペーパータオルに暗号で書かれていまいした。それを見たリグス氏は1950年の夏に研究室で2人が同じようにメモを渡し合っていたことを思い出し、ピンと来たのです。
アテベリー氏は、最初のラブレターを「君を忘れたことは一度もない」と締めくくりました。
リグス氏は2012年に初めてラブレターを受け取った時は、多少の迷いがあったと言いますが、周囲のすすめもあり彼女はアテベリー氏に返事を出します。
出会った当初の2人
アテベリー氏とリグス氏は両者とも結婚を経験しておりで子供もいましたが、離婚や死別などを経て独身でした。
再会の日、アテベリー氏とリグス氏はとある駅で会い、アテベリー氏は1本のバラをリグス氏に渡します。そして1時間もしないうちに、アテベリー氏はリグス氏にプロポーズをし、2人は結婚を決めたのです。
2人は初めて会った夏に言及し、アテベリー氏は、リグス氏に一目惚れしたと言います。
しかし当時、リグス氏は18歳でアテベリー氏は28歳だったため、アテベリー氏のことを兄のようにとしか見ていなかったと明かします。
再会の翌年、アテベリー氏は米マーサズ・ヴィニヤードにあるリグス氏の家に引っ越し、二人はその地で挙式を上げます。
「私たちに残された時間は長くないから、遠い先のことを考えるのは非現実的なのです。だからまだ若かった頃に心配していたようなことは、この歳になればどうでもいいのです。」
62年ぶりの再会が迫った時、リグス氏は自分の老いてしまった身体がアテベリー氏を悲しませてしまうのではないかと心配していたと言います。
しかしアテベリー氏は、「もちろん当時のシンシアも覚えているよ。しかし今私が一緒にいるのは今のシンシアだ。僕が今愛するのは今のシンシアであり、決して過去の影ではないんだ。」と言います。
参照:Daily Mail
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