さてところで、クレイジーでもすでに何度かご紹介している漫画家・月本千景さんも、幼稚園に通っていた頃にそんな素敵な先生に出会ったのだとか✨
当時のご経験を振り返ったエッセイ漫画が、こちらです↓
「何を考えてるかわからない子」とよく言われてた私を肯定してくれた先生のお話
【再掲】 pic.twitter.com/lHCfhH3LDc
— 月本千景|マンガ家 (@chikatsuki) October 8, 2020
良い先生だなぁ…😭✨
教育の素人の筆者であれば、目の前に「画用紙を真っ黒に塗り潰す子ども」がいたらついつい口出しをしてしまいそうなものですが…そこをぐっとこらえたうえで、さらに“伸ばすべき長所”まで見抜いてしまうなんて、やっぱりプロは違いますね✨
そんな実体験を描いたこちらの作品に対し、読者の皆さんからはこんなコメントが寄せられています↓
素敵な先生…
自分も先生だけど、黒でぐりぐり塗っている子がいたら、止めてしまうかも…と思った
子どもの可能性に気づける先生になりたい— あおい (@1215_indigo) October 8, 2020
昔、娘が年中さんくらいの時に、服屋で待ち時間に店頭のウサギのぬり絵をやらせていたら、ウサギを真っ黒に塗りつぶしていたので、少し不安になったのを思い出しました。
大きくなり、純粋に黒が好きな子だったと知り、世間体の価値観を当てはめてはいけないんだと考えさせられました。普通って怖い。— マミー (@miikaahaamama) October 8, 2020
認知症のおばぁちゃんにマリーちゃんの塗り絵を渡したら、毛色を全身グレーに塗り出して、ばぁちゃんの心の切なさなんかな...。と、勝手に解釈していたら、リリちゃんとお揃いよー。と我が家のチンチラシルバーの猫ちゃんを表現してくれていました。色々思い出しちゃいました。
— 小娘さん (@Silver_Cat_R) October 8, 2020
なお、余談ですが投稿者の月本さんは、こちらの漫画を再掲した後に、こんなコメントを添えています↓
「黒い絵」というCMを作った人の本を読んだ母が「このCMの内容が昔のあなたに似てる」と言って何年か前に教えてくれた話です。
こんな風に思ってくれていた先生がいたことを知れて嬉しかったのでマンガにした覚えが。もう22年も前のエピソードだそうで私は全然覚えてないのですが…
— 月本千景|マンガ家 (@chikatsuki) October 8, 2020
何名かCMのことご存じで、コメントにCMのURLを貼ってくださった方もいて、初めて見ることができました…!
ありがとうございます。調べてみると2002年に放送されていたそうで、そのころ私は小学校2年生になってたのでCMの男の子と同じくらいですかね…なんだか親近感。https://t.co/iT1mGSzSEw
— 月本千景|マンガ家 (@chikatsuki) October 9, 2020
月本さんが上記ツイートの中で挙げているCMにおいては、「真っ黒い絵」は「大きなクジラの絵の一部だった」という結末になっているわけですが――同じ「真っ黒の絵」でも描いている子どもたちにとっては、それぞれ特別な意味があったりするものなんですよね。
周囲の大人としては、そんなそれぞれの特別な想い、特別な発想を、邪魔せず見守ってあげられるような世の中にしていけるといいですね…!
作品提供:月本千景(@chikatsuki)
note:月本千景
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