「そんなこと知ってるよ!」という人もいるかもしれません。
しかし今から約2億5,000万年前、これらの大陸はほぼ1つにまとまっていたことをご存知ですか?
この大きな大陸は「パンゲア大陸」と呼ばれ、分裂の結果現在の地球の姿になったと言われています。
この地図には現在の国境が書かれているので、2億5,000年前にどこにどの国があったかが一目瞭然ですね。
中国が一番上にあったり、ニュージーランドが南極より下にあったりと、現在では考えられないような構成となっています。
もちろん日本もあるのですが、あなたは「JAPAN」の文字を見つけられますか?
さて、果てしない年月をかけて分裂したパンゲア。分裂の過程はこのような感じになります。
en.wikipedia.org
大陸同士が離れていき、現在の姿になる過程が確認できますね。
この事実に対しての海外ではこんな反応がありました。
「中国からオーストラリアまで自転車で行きたいね!」
「東南アジアは北極の近くにあったの?!」
「やっぱりフランスは世界の中心だ!」
「インドはかなり長い旅をして今の位置に辿り着いたんだね。」
「地球がまだこんな感じだったら、世界の政治と戦争はどうなっていたんだろうね。」
パンゲアの存在は「大陸移動説」と呼ばれるものに基づいており、ドイツの気象学者であるアルフレート・ヴェーゲナーが提唱しました。
彼は世界地図を見て、海岸線がとても似ていることに気付き、大陸移動説を提唱したと言われています。
この大陸移動説ですが、身近なところで見られる影響はヒマラヤ山脈になります。
ヒマラヤ山脈はインド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートの動きによって、大陸同士が衝突したために形成されました。また現在も、少しずつではありますが、地殻変動の影響で標高は常に変わっているようです。
そして、今現在も地球上の大陸は移動を続けています。例えばアフリカ大陸は1年に数センチずつ東西に分裂を続けています。遠い将来にはアフリカは2つの大陸になってしまうのかもしれませんね。
参照:reddit
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日本はどこでしょう