突然現れた近未来感のハンパじゃないオブジェに、世界中から注目が集まっています。
2021年5月26日、まるでSF映画のような不思議なポータルが、リトアニアの首都ヴィリニュスとポーランドのルブリンに設置されました。
実はこれ、それぞれの場所の映像をリアルタイムで繋ぐポータルなんです。名前はストレートにPORTAL(ポータル)。国境を越え、そこにいる人たちが画面を通して交流を図ることができます。手前の男性はリトアニアにいて、ポータルに映る女性はその瞬間にポーランドにいるということ。まるでドラえもんの秘密道具のような、近未来感がありますね。
このポータルを開発したのは、リトアニアのベネディクト・ギリス財団。公式サイトによると、このポータルはそれぞれの地域の人々が、まだ知らない文化に出会って歓迎する意識を持てるようにと設置されたもの。次はアイスランドの首都レイキャビク、そしてイギリスの首都ロンドンとポータルを繋ぐことが決まっています。財団は「これから先10年で、世界中の人々がポータルを介して1つになってほしい」とその目的を明らかにしています。
このポータルの存在を知った人たちからは、Instagram上でこんなコメントが。
パンデミックによって、人と人との繋がりを感じられる機会が激減している今。多様な価値観を受け入れる意識が、平和へのキーになるかもしれませんね。いつか東京にもポータルが設置され、世界中の人たちと繋がることができる日が来るのでしょうか。
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