日本時間の2014年11月3日(月)、世界が驚いた2つの仰天ギネス記録が生まれました。
1.「50階建て以上の高層ビルの間を、命綱と安全ネット無しで最大19度の傾斜をつけた綱渡りする」
2.「50階建て以上の高層ビルの間を、命綱と安全ネット無しで目隠しで綱渡りをする」
この2つの記録を打ち立てたのが、「ワイヤーの王」ことニック・ワレンダさん(35)です。
ニックさんは「ヘリコプターから垂らした綱に歯だけで76メートルぶら下がった」記録や「ナイアガラの滝の上を綱渡りした」記録などの世界記録を保持しており、今回はそれに続く偉大な挑戦となりました。またスポンサーの「Discovery News」は世界同時生中継を敢行、その偉業達成の瞬間を世界中が固唾をのんで見守りました。
これがその挑戦の一部始終を収めた動画です。
▼公式スポンサー「Discovery News」が偉業達成までの一日を密着しました。
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出典:discovery.com
大記録への挑戦に向け当日の夕方、下見を行ったニックさん。高さは約200メートル、階数にすると65階にもなります。これを命綱なし、さらには目隠しをして挑戦するというのですから信じられません。
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出典:discovery.com
綱渡りはかなりの精神力と体力を消耗する競技のため、必ず挑戦の前には食事を取ります。今回はシカゴスタイルのピザを家族で楽しんだニックさん。しかし失敗がすぐさま死に直結するこの挑戦、やはりニックさんの顔には緊張の色が伺えます。
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出典:discovery.com
まず最初に挑戦したのは「50階建て以上の高層ビルの間を、命綱と安全ネット無しで最大19度の傾斜をつけた綱渡り」です。ビル間の距離はなんと約138メートルにもなります。
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出典:discovery.com
「傾斜19度の綱」は横から見るとこのような感じになります。かなりの角度です。これを命綱なしで一歩一歩ゆっくり進んでいきます。
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出典:discovery.com
ニックさんから見える景色はこんな感じです。めまいがしそうです。そして、綱渡りを初めて約6分50秒で彼は無事渡り切りました。
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出典:discovery.com
そして、間髪を入れずに次の挑戦に進みます。次は「50階建て以上の高層ビルの間を、命綱と安全ネット無しで目隠しで綱渡りをする」という、耳を疑うような無謀なチャレンジです。
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出典:discovery.com
距離にして約30メートル。もちろん、今回も命綱はつけません。残りの距離はスタッフが逐一報告し、それと足の綱の感覚だけを頼りにニックさんは進んでいきます。
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出典:discovery.com
そして、挑戦開始から1分17秒で見事この挑戦も達成!応援してくれた観客の方々の声援に応えるニックさん。ここで達成した記録は両方とも「ギネス記録に公式認定」されました。
ニックさんの次なる挑戦について「来年はワレンダ家にとって綱渡り芸をはじめて45周年の年になるので、曽祖父がチャレンジした高さ600フィート以上の場所で逆立ちして綱渡りに挑戦したい」と今後の仰天プランも飛び出しました。次の挑戦も必ずやまた世界中を驚かせてくれるでしょう。
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