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優勝は「中指を立てたカメ」。動物オモシロ写真コンテスト、2020年のノミネートをおさらい

生き物たちのオモシロな瞬間に特化した、ザ・コメディ・ワイルドライフ・フォトグラフィー・アワーズという写真コンテンストが毎年開催されているのをご存知ですか? 加工だと疑いたくなってしまうほど面白い生き物の写真が、世界中から集まります。

昨年2020年は、どんな作品がノミネートされたのでしょうか。

傑作だらけの2020年

人間にとっては大変な1年となりましたが、そのおかげで、むしろ動物たちは生き生きとできたかもしれない2020年。惜しくも優勝は逃しましたが、ファイナリストにノミネートされた写真からいくつか紹介していきます。

セリアン・クリーチャーズ・オブ・ザ・ランド部門

野生動物のオモシロ写真を決める「セリアン・クリーチャーズ・オブ・ザ・ランド」部門に選ばれたのは、米国バージニア州で撮影されたアライグマの写真です。タイトルは「もうすぐ起き上がる時間だ」

一瞬、どうなっているのかわかりませんでした。撮影者のチャーリー・デビッドソンさんによると、こちらは目を覚まして伸びをしている瞬間をとらえたもの。随分すっぽりハマっていますが、体は抜けるのでしょうか…。

アフィニティ・フォト部門

コンクールに協賛する企業「Serif」の画像編集ソフト「アフィニティ」の名を冠したこの賞を受賞したのは、こちらのリスの写真です。タイトルは「オー・ソーレ・ミオ」

まるで歌でも歌っているかのようなポーズですね。とってもドラマティックな瞬間です。この写真を撮影したローランドさんには、「アフィニティ」がプリインストールされたiPadがプレゼントされました。

アメージング・インターネット賞

4コマのような写真がノミネートされるこの賞をゲットしたのは、こちらクマの写真です。タイトルは「致命的なオナラ」

自分のオナラの臭いを嗅いで、「くっさ〜!」と悶絶しているように見えますね。一度そう思ったら、もうそれにしか見えません。撮影者は、デイジー・ジラルディーニさん。米国アラスカ州のレイククラーク国立公園で撮影しました。

総合優勝

たくさんの秀逸な写真の中から、総合優勝に選ばれたのがこちらです。タイトルは「中指を立てるウミガメ」

なんてワイルドな写真でしょうか。本当に中指を立てて、こちらにブーイングをしているように見えます。こちらは撮影者のマーク・フィッツパトリックさんがグレートバリアリーフで泳いでいるときに撮影した写真です。



優勝作品への海外の反応は?

「このウミガメの態度、好きすぎる」

「このウミガメはきっと、人生が何か知っているね」

「これは総合優勝にふさわしいね!多くの人に笑いを与えたでしょう」

2021年は、どんな写真が受賞するのか楽しみですね。他の受賞作品は、ホームページまたはInstagramアカウントで見られます。

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