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ある幼稚園教諭が子供に「絵のお手本」を見せなくなった理由

技術に重きを置いてしまうと、指導についていけない子、自信を無くしてしまう子が少なからず現れてしまいますよね。「絵は素晴らしいものだけれど、絵で苦しい思いをしてしまう子もいるのでは」という理想と現実に挟まれて苦しんでいたたまままさんを救ったのは、ゆき先生の素晴らしい指導でした。

「技術的に上手な絵ではなく、子供たちの本当の気持ちや思いが込められた絵」——この指導をきっかけに、たまままさんはクリエイティブを心の底から楽しめる教室の実現に成功したようです。以下、たまままさんからのコメント↓

大切なことは、「なんでもできる大人」の姿を見せることじゃなくて、たくさん失敗する姿も見せながら「失敗してもいいんだ」と思える安心感と「挑戦するのってかっこいい」と感じられる意欲を育てていくことなんじゃないかなぁと今では思います。

“なんでもできる完璧お母さんよりも「すごい!こんなこともできるんだね」ってたくさん褒めてあげられるお母さん”

そんなお母さんになりたいなぁと思う今日この頃です。

もしも私のように「自分は特技がない」「何もできない」と感じている方がいたら、それは子どもを褒めるスペシャリストになる素質だと思って子育てを楽しめるといいなぁと思います☺️

完璧な姿を見せて真似をさせるよりも、ありのままを受け入れて褒めてあげる教育。子供と向き合い、とことん葛藤したたまままさんだからこそ導き出せた、温かく素晴らしい教育方法ですね。

以上「幼稚園教諭の私が園児の前で絵を描かなくなった理由」でした。

作品提供:たままま

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