そんな中、ある特殊な試みで被災地支援を行なっている洋菓子店が。関東に三店舗の喫茶室を構える「銀座ウエスト」です。
対象商品一つあたり50円を寄付
1947年創業の老舗である銀座ウエストは、「シュークリームプロジェクト」と題して、被災地支援金を集める活動を行なっています。一部商品の購入によって、一つあたり50円分の売り上げが義援金として寄付される仕組みです。
7月5日よりスタートした熱海市土砂災害被災者支援「シュークリームプロジェクト」の昨日までの2週間の義援金累計額は、259,950円でした。心より御礼申し上げますとともに、引き続き皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。お取り扱い店:銀座・青山・赤坂・ベイカフェ横浜・日野工場売店 pic.twitter.com/txdWr4zhdI
— 銀座ウエスト (@ginzawest) July 19, 2021
現地に足を運ばずとも、加えて洋菓子を楽しみながらでも献金ができるということで、支援の輪を広げることに繋がりそうですね。7月5日に開始されたこのプロジェクトによって、2週間で累計259,950円の義援金が集まったと発表されています。
真に信頼されるお店を目指して
2020年7月の豪雨災害義援金への寄付も含め、これまで何度も同プロジェクトを進めてきた銀座ウエスト。その始まりは2011年の東日本大震災にまで遡ると言います。
広報の方に、プロジェクトについてお話をうかがいました。
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Q. 災害支援の取り組みを行うことになったきっかけ、プロジェクトに当たっての想いをお聞かせください。
A. 2011年3月11日。テレビの向こうから流れるにわかには信じられない光景に愕然としたあの日、「同じ日本でこんな事が起こっているのに自分はただ見ているだけでいいのだろうか?」「お客様と共に何か被災者の為に出来る事はないか」というやむにやまれぬ気持ちから「シュークリームプロジェクト」を始めました。
Q. 各地の被災に加え、コロナ禍でもあり大変な情勢ですが、洋菓子店として今後の展望をお聞かせください。
A. 商品はもとより接客、商売に対する考え方など、すべてにおいて真にお客様より信頼される店を目指しております。
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キャンペーンに参加可能な商品ラインナップは、カスタードシュークリーム・クリームパフ・ゴルゴンゾーラパフ・エクレア・ハーフアンドハーフシューの5つ。ハーフアンドハーフシューは喫茶限定商品、その他は売店でもご購入いただけます。
また、その他のメニューに関しても、喫茶、各地の販売店、およびオンラインショップで注文が可能となっています。
銀座ウエスト 公式ホームページ
銀座ウエスト オンラインショップ
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