新鋭ラッパー誕生?
6月1日、動物園にやってきたロシア・ニジネヴァルトフスク市在住のジュリア・タバックさん。不思議な行動をしているアライグマを発見しました。
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@tabakovva Вот такой вот реп😂##енот##танеценота##реп
動画にはCG映像かと思うほど、ジュリアさんと息ピッタリに踊っている姿が。柵の隙間に、左右の手を交互に入れています。まるでファンタジーのような、人間味のある不思議な行動です。ラップの声をつけているのはジュリアさんですが、リズムに乗っているようにも見えます。
この動画を見て、ジュリアさんの真似をしていると思った人もいるかもしれません。ただこのアライグマ、自分からこのスタイルを披露してきたんです。
ジュリアさんが近づく前の動画がこちら。
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@tabakovva Этот милый енот взорвал мой тик ток и неравнодушные сердца многих людей❤️ Кстати, это девочка и её зовут Василиса😊##енот##танеценота##реп
このダンスのような行動は、アライグマが自発的に行っていたことが動画で確認できます。となると、ラッパーとしての天性の才能があるのかも…?
賛否両論
この動画を見た多くの人たちからは、こんな声がTikTok上に寄せられています。
ただしその一方で、アライグマのこの行動に「ユーモラス」以外の意味を読み取る意見もあることを、地元新聞の「Life」およびニュースメディアのViraltabは報じています。
報道の根拠となっているのは、動画に寄せられた『飼育下の動物が発症する疾患「ズーコシス」(狭い場所などでの長い間監禁状態にある動物がストレスを感じ、異常行動をとってしまう病気)の兆候が見られる』というコメント。このアライグマの行動もそんな病気によって引き起こされたのではないかとの意見も、称賛の声と同程度に寄せられており、ロシア国内の動画視聴者の間には対立が生まれました。
もちろん、医師による直接の診断があったわけではないので断定的な表現はできませんが、もし指摘が本当なのだとしたら、動画が世界的に注目を浴びたことをきっかけに動物園側が何らかの対処をしてくれることを祈ります。
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