2014年はウクライナ問題やイスラム国の脅威など、世界では様々な動きがありましたが、発表されたランキングはそんな世界情勢が反映されたものとなっているようです。
【第1位】
ウラジーミル・プーチン(62)/ロシア連邦大統領
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プーチン大統領は、ウクライナ問題においてクリミアの併合を行うなどし、その影響力を高めています。また中国との7兆円にも及ぶガスパイプライン建設の契約にも署名するなどし、2014年の影響力のある人物の第1位にふさわしい存在となりました。
【第2位】
バラク・オバマ(53)/アメリカ合衆国大統領
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オバマ大統領はアフリカに端を発するエボラ出血熱や、中東で猛威を振るうイスラム国の脅威によって窮地に立たされています。しかしながらアメリカ国内の失業率 を低く保つなど、その影響力はまだまだ衰えることがありません。
【第3位】
習近平(61)/中国国家主席
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習近平国家主席は、今では毛沢東以来の強力な影響力を持つリーダーとまで言われるようになりました。過去のリーダーよりも汚職に厳しく立ち向かい、経済面や安全保障面での同盟に前向きです。今年はアメリカや韓国、インド、ロシアなどの指導者と会談を行いました。
【第4位】
フランシスコ法王(77)/ローマ・カトリック教会
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世界の6分の1にも及ぶ12億人の精神的指導者となっているフランシスコ法王。長年カトリック教会にまとわりつく保守的なイメージを払拭することを自らの使命としています。
【第5位】
アンゲラ・メルケル(60)/ドイツ首相
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2005年、ドイツでは初めての女性首相として選出されたメルケル首相。2014年はイスラム国が活動を加速させる中、中東に直接介入しその影響力を世界に知らしめました。またウクライナ問題においては、ロシアの欧米へのガス供給が止まることのないように最前を尽くしました。
【第6位】
ジャネット・イエレン(68)/米連邦準備制度理事会議長
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ジャネット・イエレン氏は2014年2月より米連邦準備制度理事会議長を務めています。議長となる女性は彼女が初めてであるためその影響力だけでなく、注目度も非常に高い状況にあります。
【第7位】
ビル・ゲイツ(59)/マイクロソフト共同創業者
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アメリカで最も裕福な人間と知られるビル・ゲイツ氏はその資産を用いて世界中の人を助けようと日々奮闘しています。彼の持つビル&メリンダ・ゲイツ財団は2000年以来、約3兆円の寄付を行いポリオやマラリアの撲滅に大きく貢献しています。
【第8位】
マリオ・ドラギ(67)/欧州中央銀行総裁
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マリオ・ドラギ氏は、欧州中央銀行総裁として18カ国の経済を統括しています。スーパーマリオとのニックネームも持っている彼は、2011年から欧州中央銀行の総裁を務めています。
【第9位】
セルゲイ・ブリン(41)&ラリー・ペイジ(41)/グーグル共同創業者
セルゲイ・ブリン氏/ラリー・ペイジ氏
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同立9位として名を連ねるのは、グーグル共同創業者であるセルゲイ・ブリン氏とラリー・ペイジ氏(現CEO)。同社は40カ国に4万人の従業員を抱える規模になり、検索エンジンの領域では現在も65%の世界シェアを誇ります。また使用されているAndroid機器は10億台以上と、その影響力は計り知れません。
【第10位】
デイビッド・キャメロン(48)/イギリス首相
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2014年のキャメロン首相は、イスラム国に対して強い姿勢を貫き、また香港の民主化運動に対する支持を表明するなどし、世界での影響力はまだまだ衰えることがありません。Twitterのフォロワーが83万4,000人いることからもその力の大きさがうかがえます。
トップ10以降のランキングは72位まで発表されており、こちら(英語)から確認することができます。
日本人からは4人がランクイン!
残念ながらトップ10に日本人がランクインすることはありませんでしたが、名前が挙がった72人の中に日本人が4人ランクインしました。
【第34位】
豊田章男(58歳)/トヨタ自動車社長
【第38位】
孫正義(57歳)/ソフトバンク社長
【第48位】
黒田東彦(70歳)/日銀総裁
【第63位】
安倍晋三(60歳)/日本首相
アイキャッチ参照: EUROMAIDAN PRESS
参照: Forebes.com
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