アメリカのワシントン大学は2014年11月5日に、脳インターフェースを使用し、人間同士が信号を送信することにより、一方の体を遠隔操作する実験に成功したと発表しました。
https://www.youtube.com/watch?v=xRsx5egJoYk
実験内容は、
「ロケットを打つゲームを脳インターフェースが繋がっている2名の被験者にプレイしてもらい、
被験者の一方が「コントローラーを動かし、ロケットを打ちたい」と考えると、それを信号として飛ばし、もう一方の被験者の腕の動きを司る脳に受信し、実際にロケットを打つ腕の動作にする。」
という内容のものです。
この実験でわかったことは
脳インターフェースで繋がっている2人のうち1人が、「こう動かしたい」と正しく自身の脳に指示を出すことができれば、もう一方の人にその動作を送信し、「こう動かしたい」の動作を行わせることは可能
ということです。
悪用のことを考えるとなんだか恐ろしい未来も想像できますが、
論文を書いた研究者は
将来的には他人の知識をそのまま別の脳に覚えさせることも可能になる
と語っており、もしかしたら将来、ドラえもんに出てきた「暗記パン」が本当に実現するかもしれません。
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