夏休みの醍醐味、ラジオ体操。スタンプのために早起きしたあの経験が、思い出に残っているという方も多いのではないでしょうか?そんなラジオ体操に関する漫画がインスタグラムにアップされました。
ある朝、息子くんに「ラジオ体操の時間だよ」と知らせた投稿者のちえママさん。しかし、息子くんはラジオ体操への参加を拒否したのだとか。
「参加賞のプレゼントはいらないの?」と食い下がるママでしたが「全校生徒に配るものなのだから大したものではない」と一蹴されてしまいます。プレゼントに見向きもしない息子くんをみて「豊かな時代の現代っ子め…」と、息子くんの境遇を羨ましがるママなのでした…。
豊かな時代の現代っ子。提供:ちえママさん
「眠い目をこすりながらラジオ体操行ってた勢」からするとちょっと羨ましいような、逆にちょっともったいないような気もするこのエピソードですが、息子君のことをよく知るママとしては正直どう思ったのでしょう?
インタビュー
投稿者のちえママ(@chiemama.tokyo)さんにお話を伺いました。
Q.この漫画を描いたきっかけは何でしたか?
ちえママさん:ラジオ体操に行きたくないってことがあるんだ!?と驚いたからです。私はラジオ体操が好きなので…(笑)
Q.他に「豊かな時代の現代っ子」だと実感するエピソードがあれば教えてください。
ちえママさん:学校にWi-FiがあってChromebookが支給されているところですね。私が息子と同じ歳の頃通っていた北海道の小学校はボットントイレに石炭ストーブという木造校舎で、教室にテレビもなかったので。現代は豊かな時代だと感動します…って書いてて涙が…(笑)
Q.ちえママさんのラジオ体操の思い出などあれば教えてください。
ちえママさん:北海道出身なので、朝から自然の中で体操をするのがめちゃくちゃ気持ちよかった記憶があります。ハンコがたまっていくのも嬉しいし、最終日にもらえる文房具も楽しみでしたし。朝から友達に会えるのも嬉しかったですね。あの爽快さを息子にも感じてもらえたら嬉しいですが、朝から家でゆっくりしたいみたいです…。
Q.今後どういった活動に取り組んでいきたいですか?
ちえママさん:コロナ禍でパートが休職中です。時間だけはたっぷりあるので、日常で思ったことを絵や漫画にして発信していきたいですね!見て頂けると嬉しいです!よろしくお願いします!
ラジオ体操の清々しさよりも、家の中でゲームをすることを選ぶ息子くん。豊かな環境が備わった今では、ラジオ体操の気持ちよさ、景品のありがたさが昔と比べて少し霞んでしまっているのかも知れませんね…!懐かしくも、切なくもある「ラジオ体操」に関する投稿でした。
作品提供・取材協力:ちえママ@イラストエッセイまんが
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