風刺や知識、教訓などをわかりやすく伝える「ことわざ」。聞いたことがないものもたくさんあると思いますが、だからこそ、状況に合ったことわざをスッと使いこなせるようになったらカッコイイですよね。
今回は「ことわざの続き知ってる?」と題して、珍しいことわざをご紹介します。読むと昨日よりちょっと賢くなれるかも。
時間は有限です
ことわざの意味や逸話
「下手の考え休むに似たり」とは、良い考えが浮かぶわけでもないくせに時間をかけていつまでも考えるのは、ただ休んでいるのと同じで時間を浪費しているに過ぎないという意味があります。
下手な将棋打ちはいくら長い時間考えてもいい手が浮かばないことから、将棋の下手な人を嘲る時に使われる言葉です。
類義語には下手な考え休むにしかずなどがあります。
だらだらと続いてしまう会議はまさに下手の考え休むに似たりですよね。
読み書き
下手には「へた」「しもて」「したで」のほかに、「下手人(げしゅにん)」や「下手物(げてもの)」などの読み方があります。
例文
「下手の考え休むに似たり、アイデアが出ないようであればこの件は一旦保留にしよう」
スポンサーリンク
コメントをする・見る
スポンサーリンク