素晴らしい作品には良いコメントが多く残されますが、一方で心無い言葉も少なからず存在します。
忘れたいのに忘れられない、そんな心無い言葉をどうかき消せばいいのか。その1つの対処方法をコハラモトシさんが漫画にしてインスタグラムに公開しています。
悪口に対しての対処方法や考え方をいくら頭で理解していても、ダメージを受ける時があるというコハラモトシさん。ご自身の体験から「悪口に負けない効果的な方法」を見つけたようです。
その方法とは…褒め言葉や嬉しいコメントを「メンタル回復アイテム」として残しておくこと。
メモやスクショで嬉しいコメントを記録しておき、心無いコメントにくじけそうになったときに見返せばいい。漫画のなかでコハラさんはそのように説いています。
本編を読む思い切りのいい強い言葉で、背中をグッと押してくれるこちらの漫画に、勇気をもらった人は多そうですね。
インタビュー
投稿者のコハラモトシ(@kohara_motoshi)さんにお話を伺いました。
この漫画を描かれたきっかけはなんでしょうか?
コハラモトシさん:今までも「悪口や誹謗中傷」をテーマにしたものを何度か扱ってきて、その対処方法や前向きになる考え方を描いてきました。ぼく自身も、悪口に対しての対処方法や考え方を学んだとしても、ダメージを受けることがあります。
気分が落ちているときは、感情が悪い方にどんどん沈んでいってしまう事もあり、そんな時に今回の方法が効果があるかも……と思って描きました。
今回の漫画のように「10の褒め言葉”が1の悪口に負ける瞬間」を経験したエピソードはございますか?
コハラモトシさん:『アニワル』の場合は特に、ぼくの考え方や価値観が前面に出る作品なので、反対意見や共感されない事は必ずあります。応援してくださるファンの方や好意的な読者さんが多いので、「自分は大丈夫!」と思っていましたが、それでもメンタルが落ちている時にはダメージを受ける事がありました。
悪口を言われると、“みんな”から自分の全てを否定された気持ちになりますが、それは“みんな”ではなかったと、嬉しいコメントや感想、素敵なレビュー、ファンレターやファンアートなどを見返して感じています。悪口を言うのは、極々一部の人だけなのだと、それを認識する為にも、漫画で描いたように圧倒的な物量で、悪口を塗り潰す事も効果的だと実感しました。
今回の漫画をどのような人たちに届けたいですか?
コハラモトシさん:ぼくと同じような悩みを持ち、今も辛い思いをしている方です。今回のお話を読んで、いきなり劇的に改善されるわけでも状況が一気に好転するわけでもないですが……それでも考え方が変われば行動が変わり、結果も変わってきます。
そうして、少しでも前向きになるお力になれれば嬉しいです。読者さんが元気になる為に、ぼくもアニキも発信し続けます!
今回の漫画にビビッと来たなら、「メンタル回復アイテム」をぜひ試してみてくださいね。心ない発言に惑わされず、明るく楽しく生きましょう!
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